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炎の少女チャーリー
2022年6月17日公開

炎の少女チャーリー

FIRESTARTER

952022年6月17日公開

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3.0

ネタバレ旧作には及ばずとも佳作

スティーブン・キング原作の「ファイアスターター」の再映画化。 旧作はドリュー・バリモアがまだ8歳の少女の時代だった1984年なので 実に38年ぶりのリブートとなる。 原作小説が文庫本2冊分の長編なのですべてを映像化するのは無理にしても 95分では説明不足でキャラクターの心情なども描ききれず中途半端な印象。 旧作が115分なのでこっちも120分はあってもよかったと思う。 一応原作に沿ってはいるが細かく色々な部分で改変があり 最後の研究施設での描写はほぼカットされているのでチャーリーと レインバードの交流と裏切りなど大幅に変更されラストに至っては 原作とまるで違う方向に行ってしまった。 全体的に見ても低予算っぽく登場人物も少なくこじんまりした感があり 政府組織の規模も大きく見えずキャプテン一人で 動かしてるようにしか見えない。 チャーリーが暴走し人を焼き殺していくシーンなど 旧作よりも残酷でホラー的な怪物になっているが原作のチャーリーとは かけ離れたキャラクターとなっているので彼女の行く末が心配になる。 なぜラストはレインバードを許し共に去っていったのだろうか? 本来なら途中で出会った老夫婦とともにマスコミにすべてを暴露する ラストであり旧作でもそうなっていたのだが改変した理由は何だろう? と、原作と旧作を知っていると色々な部分で疑問がわくが これが初見であればどういう感想になったか、そこは解らない。 超能力少女の悲劇のホラーとしてみれば面白いかもしれないし 映画としてはそこそこ面白く感じるかもしれない。 なので個人的には☆3にしておく。 あくまでも原作と旧作を知ってるからこその感想です。

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