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オリーブの林をぬけて (1994)

ZIR-E DERAKHTAN-E ZEYTOON/THROUGH THE OLIVE TREES

監督
アッバス・キアロスタミ
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3.81 / 評価:53件

精神的デトックス効果抜群の逸品

  • ポルティ さん
  • 2020年1月5日 20時15分
  • 閲覧数 341
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

キアロスタミ監督の作品は映画を鑑賞するすべての人にとっての精神的なデトックス、解毒剤になり得ると思う。作品を支配する空気感、張り詰めたリアリズムは、あたかも巨匠が映像に魔法をかけたかの様であり、鑑賞後に心が浄化されたような気持ちになる。この独特の風合いは欧米の映画からでは絶対に感じ取れないキアロスタミ芸術の専売特許である。

「友だちのうちはどこ?」から続くトリロジーの最終となる本作も巨匠ならではのエッセンスが随所に光る逸品であり、現実とフィクションを巧みに絡めて磨き上げて生み出されたこの御伽話は映像を観ているだけで言葉は不要となるはず。
「友だちの~」で主演をしていたアハマッドとネマツァデ役のふたりの少年が成長した姿で何カットか出演していたのは思わずニンマリとしてしまった。
3部作の中では映像美においてとりわけ印象が強いが、特にラストのオリーブの林のロングショットは映画という表現方法の臨界点ともいえるものであり、いつまでも観ていたくなるほどだ。

やっぱり精神的なデトックス効果は抜群。是非とも観て体験して欲しい。

詳細評価

物語
配役
演出
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音楽

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