オルランド

ORLANDO

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オルランド
3.6

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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

解説:allcinema(外部リンク)

作品レビュー(12件)

ファンタジー15.1%ゴージャス15.1%不思議13.2%ロマンチック9.4%知的9.4%

  • oce********

    3.0

    コスプレショー

    最初に登場したときは青年貴族なのに、寝てから時代は変わる。 それが5つの時代と国を行き来し、100年もの時を巡り現代へと変わっていく。 1992年制作ということだけど、主演がティルダ・スウィントンということで興味が湧いた。 まだヨーロッパの方でしか活動していなくて、名が知られてない頃の作品。 登場時は男装の貴族なのだが、初めて見る人は奇麗な男性と勘違いしてもおかしくない容姿。 話自体はあっちこっちに飛ぶのでコロコロ変わるのだが、スウィントンのコスプレショーとでも思えば悪くない。

  • 一人旅

    3.0

    発掘良品を観る #505

    TSUTAYA発掘良品よりレンタル。 サリー・ポッター監督作。 時代を越えて生き続ける青年貴族の生き様を描いた人生ドラマ。 英国生れの女流作家:ヴァージニア・ウルフの代表的小説「オーランドー」を女流監督:サリー・ポッターが自由に映像化した異色作で、時代と性別を越えて生きる主人公の生き様を幻想的に紡いでいきます。 17世紀から始まり20世紀に至るまでのおよそ4世紀に亘って性別を変えながら生き続ける青年貴族:オルランドの波乱の人生を描いたもので、彼(途中から“彼女”)の世紀を股に掛けた長い人生の彷徨を通じて、人間を巡る歴史と生と性の真実を俯瞰的に眺めています。 一人の人間(オルランド)の一貫した視点を保持しながら、現実ではあり得ないいくつもの世紀を軽々と飛び越えてゆく不可思議な人生旅を描いて、過去・現在・未来へと途切れることなく繋がり続ける時間と歴史の真実と、同様に一度も途切れることなく生と死を繰り返しながら連綿と受け継がれていった結果としての、今を生きる私たち観客一人ひとりの命が持つ意味と尊さを見出させてくれる芸術志向な“人生探求物”の一篇になっています。 主演のティルダ・スウィントンが透明感溢れる名演を披露していて、男性でもあり女性でもある中性的印象の主人公を演じ切っています。時代と性別に合わせて柔軟に変化するコスチュームや動作、喋り口調にも注目であります。

  • kih********

    2.0

    無理解、無感動、…… 以後無関心・御免

     昔々、ある所に、女王様から「永遠の若さと命を保つ」ことを命じられて貴公子が居たんだそうな。貴公子は忠実に王命を生きたんだそうな。恋の世界、詩の世界を泳ぎ、やがて、挫折への傷心から遠い東洋で暮らしていたけど、そこでも頼りの人々と死別し、永い眠りに落ち、やがて目覚めたとき、その肉体は男性から女性へと代わっていたんだそうな。400年も生きて、資産は没収され、どこにでも居そうな風来坊を伴侶としたんだってさ。  面白かった? 全~然っ。私ぁダメなんだ、こういうの。不老不死の話はともかくとして、両性具有ってのは気持ち悪いんだ。馴染めないんだな。男がソプラノを歌うのもダメだし、お芝居で男が女役を演じるのもダメなんだ。そういう人々を悪くいうのは憚られるので、自分からはあまり近づかないだけ。野暮ったいと言われそうだけど、仕方ない。

  • じゃむとまるこ

    5.0

    性も時代も超越して得た生のしなやかさ。

    1941年入水自殺で人生の幕を閉じた英国作家ヴァージニア・ウルフの映像化不可能と言われた原作をデレク・ジャーマンのミューズ、ティルダ・スウィントンを得たことで、400年の時代を超え生き続け、不老不死であり性さえも超越したタイトル・ロール、オルランドを生身の人間を感じさせない中性的魅力全開に映像化、ピーター・グリーナウェイの美術スタッフが作り上げたゴシック的映像美満載、400年の時代を俯瞰し現代にいたる一人の人間の人生の変遷と、手に入れた生のしなやかさに人生絵巻のカタルシスを感じる映画です。 ウルフの原作では300年の人生になっているようですが、+100年、その分をサリー・ポッター脚本・監督、独自の解釈で結末を現代的に変えてあるようです、その現代的解釈がこの映画を成功させているように思います。 七つの章で語られる400年。 1600年、エリザベス1世の寵を受け爵位と永遠の若さを手に入れる。ティルダ・スィントンの少年の魅力が妖しい。エリザベス1世は男優が女装、性倒錯臭むんむんのドキドキ。 1610年婚約者がいながらもロシア大使の娘に恋をする。時は冬、登場人物はすべてスケート靴で氷上を滑りながら移動、思い叶わなかったオルランドは7日間の昏睡ののち目覚める。 1650年目覚めたオルランドは貴族としてすることもなく詩作に没頭も才能は感じられない。 1700年、人生の意味を政治に見出そうとした彼は、トルコ大使となりトルコ王と友情で結ばれるが、王の戦死で再び昏睡。 1750年目覚めた彼は何と女性になっていた、何の不自然もなく受け入れる、性が変わっても私は私、全裸の美しいティルダがぼかしもなく堂々と映し出される、DVDソフトには”無修正版”となっていたが、修正する意味が全く分からない。 ありのままを受け入れる潔さを感じた。 美しい貴婦人オルランドは社交界の華になるが・・・衣装の数々が素晴らしい・・・居心地悪く逃げ出す、そのまま衣装がヴィクトリア朝のものとなり・・・ 1850年愛する男性と出会い自由な恋を知る、はじめての性を知るが、男を繋ぎ止めることはしない、男を繋ぎ止めることは自分にも枷をはめることになる、自立と自由があってこそ人生は生きるに値する、これはヴァージニア・ウルフの思想だろうか? 現代、作家となった”彼女”には夫はいない、娘と二人、彼女は女でもなく男でもない、一人の人間として自然に生きている、400年の時を経た人生にはかけがえのない自由な柔軟さが感じられた。 中性的なティルダ・スウィントンは性を超越した存在でありながら、どこかに同性愛臭を感じさせ、原作者のヴァージニア・ウルフは否定しているようだが、嫌みのない自然なフェミニズム思想も感じる。 繊細にして大胆な、個性が際立つ美学映画です。

  • bakeneko

    5.0

    ネタバレ性と時代を翔び越えて

    このレビューにはネタバレが含まれています。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
オルランド

原題
ORLANDO

上映時間

製作国
イギリス/ロシア/イタリア/フランス/オランダ

製作年度

公開日
-

ジャンル