作品レビュー(3件)
- mor********
5.0点
エドワード・G・ロビンソンが二役演じます。 「オペラハット」「歴史は夜作られる」のジーン・アーサーが 恋人役です。 演技力に注目です。
- ckr********
4.0点
鉄工会社に勤務する小心者のサラリーマンで、退社後は小説を書いている主人公が自分と瓜ふたつの脱走したギャングの親分に間違われて起きる騒動を描いた、ジョンフォードには珍しい現代劇。1935年度作品で、エドワードGロビンソンが気の弱いサラリーマンとギャングの親分の二役を好演。共演に若き日のジーンアーサー。フォードにしては毛色の違う作品だが、これは製作会社がいつものRKOやFOXではなく、コロムビアに出向して撮った作品のためだろう。脚色にロバートリスキンが参加しており、フォード作品というよりフランクキャプラ色の強い傾向の作品になっている。特にジーンアーサーの登場するシーンでのセリフのやりとりにその傾向が顕著に伺える。同じ1935年にはフォードは代表作の1つ「男の敵」を撮り、同じくフォード色全開の「周遊する蒸気船」という佳篇を撮っている。この「俺は善人だ」はフォードらしさという意味では物足りず、職人としてのこなし仕事のようにも見えるが、フォードがロバートリスキンと組んで撮った異色作という意味では、フォードファンにはある意味必見の1本かも知れない。「シェーン」に出演していたジーンアーサーは「歴史は夜作られる」「我が家の楽園」「スミス都へ行く」などと並んで最も美貌が輝いていた頃の作品。主人公の二役を演じた、エドワードGロビンソンは後年の「シンシナティーキッド」でみせた老ギャンブラー役のいぶし銀の演技とは打って変わった、気弱なサラリーマン役をコミカルに演じていて、これもまた必見。
- yas********
5.0点
ネタバレジョン・フォードの隠れた傑作
このレビューにはネタバレが含まれています。
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