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女ともだち (1983)

COUP DE FOUDRE

監督
ディアーヌ・キュリス
  • みたいムービー 3
  • みたログ 16

3.14 / 評価:7件

セクシャリティ関連の映画だが・・。

  • 晴雨堂ミカエル さん
  • 2007年3月26日 12時28分
  • 閲覧数 544
  • 役立ち度 6
    • 総合評価
    • ★★★★★

 監督の実母のエピソードが元ネタとなっている。同性愛をテーマにした作品といわれているが、世間が抱いているような先入観は持たない方がいい。語弊を恐れずにいえば、裸で抱き合う場面は出てこないし、ルパート=エヴェレット氏主演の「アナザー・カントリー」のようにお互いズボンをズリ下げる場面も無い。内容的にはフェミニストたちが推薦しそうな作品だと思う。

 学生時代、女友達や同じクラスの女子にも同性愛者がいた。彼女たちの心情を理解したくてこの映画を観たように思う。しかし、同性愛の描写というよりも、2人の主婦が助け合って精神的に立ち直り経済的に自立していくのがテーマの重心に見える。この過程で描かれているのは果して強い友情なのか愛情なのか判らなかった。ただ、彼女たちの善良な夫たちが妻をイマイチ理解できず、妻の行動に否定的な言動を浴びせてしてしまうので、心の痛みを共有できる主人公たちの結びつきが一層強くなってしまうのは解る。
 監督の母親がモデルなので物語の冒頭に第二次世界大戦の場面が登場するが、物語全般は父と母と子供がいて休日はドライブに出かける一般的な2組の家庭が舞台である。彼女たちや夫たちの表情や心情の変化に注目して欲しい。

 いま観たら、私はますます夫たちに同情するだろう。そして丸く収める方法を考えるだろう。人生とは妥協と調整と後悔の積み重ねだ。20歳代の頃に比べて保守的になったのかな?
 
 余談だが、 大人になってから、ある市民活動で同性愛者だと称する女子学生と友達になった。私はどう考えても彼女の思い込みのように見えてならなかった。やたらとフェミニズムや女性学やセクシャルマイノリティなどの用語を並べて理論武装しているところが、かえって私には危うく見えた。結局、彼女とは喧嘩別れしてしまったが。
 そういう意味でも、この映画はけっこう私にとっては他人事でない作品である。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 悲しい
  • 知的
  • 切ない
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