怪獣王ゴジラ

GODZILLA, KING OF MONSTERS

80
怪獣王ゴジラ
3.2

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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

解説:allcinema(外部リンク)

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予告編・動画

作品レビュー(4件)

パニック23.1%スペクタクル23.1%笑える15.4%かっこいい7.7%絶望的7.7%

  • par********

    4.0

    ルシイル アンダソン

    ”Godzilla, King of the Monsters!” マイケル・ドハティ監督のハリウッドゴジラと同名のタイトルを持つ海外版ゴジラ。スティーブ・マーティンというアメリカの新聞記者の目線で、ゴジラの日本襲撃を再構築している。もちろんマーティンの部分はすべてアメリカの再撮影だ。今となっては米国でも悪名高い再編集版であるが、実際に見てみると思っていたよりも悪くなかったというのが正直な印象だ。 マーティンが東京の瓦礫に埋まったシーンから始まるショッキングなオープニングは、この映画が”戦争”をサブテーマとしていることを、意図してか意図せずしてか、印象づけるのに成功している。ゴジラが水爆実験によって目覚めたという設定も引き継がれているし、オリジナルの「反戦・反核思想がなくなった」という批判は当たらないと思う(いくぶんか薄まってしまったのは事実だとしても) ただし山根博士の最後のセリフがカットされてるのは、エンディングを楽天的にし過ぎてしまっていた。 『ゴジラ』のランタイムは97分だが、『怪獣王ゴジラ』はわずか80分。やく20分近くもオリジナルからカットされていることになる。しかし、スティーブ・マーティンが”読者への説明”という形で場面をそのつど独白で要約してくれるため、オリジナルから要素が縮小された感じはあまりしない。それどころか、テンポの良ささえ感じられる。これはこれで、ひとつの完成形だったと思う。海外で受けたのも納得がいく。 この映画を見ていると、映画におけるモンタージュがどのようにして機能するかわかって面白い。山根恵美子(河内桃子)が喋ってる映像に、英語吹き替えをダブらせて、次にマーティンの顔のアップを挿入すれば、あら不思議。河内桃子とマーティンが会話しているシーンが出来上がる。注意してみれば、この二人は別々の場所で撮影されてるというのがわかるのだけれど、一見してみれば騙されてしまうくらいによく出来ている。おそらく海外のひとは気づかなかっただろう。 このマーティンという男、話の進行の都合上、山根博士や芹沢博士などほとんどの登場人物と交流があるし、原作のシーンにうまいことマーティンが馴染むよう挿入されるので、さながら『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』で55年に戻ったマーティ・マクフライである。実は『ゴジラ』の裏側ではマーティンがあんな苦労やこんなな苦労をしていたのだ。 海外のゴジラファンの人たちからは、オリジナルがこのような形で再編集されリリースされたことに憤慨しているひとも多いが、実際の問題として、海外でアジア映画をヒットさせるというのは至難の業だ。いまだに、世界ではアジア人が主演の映画なんてみない、という人間が一般的なのだ。日本で大ヒットを記録した『シン・ゴジラ』も海外の興収はパッとしない。余談だが、ジェームズ・キャメロンのデビュー作『ピラニア2』も、本来はキャメロンは殆ど監督をしていなかったのにもかかわらず、「アメリカ人風の名前で映画に箔をつけたいから」というイタリア人プロデューサーの思惑によって監督にクレジットされてしまった。とにかく、それほど映画における白人(アメリカ人)への信仰は根強いのである。 レイモンド・バー演じるスティーブ・マーティンが存在しなかったら、きっと今の世界的なゴジラブームも存在しなかっただろう。

  • qaz********

    2.0

    雑な編集

    昔の学生時代にビデオをレンタルして鑑賞したことがあります。 あの「ゴジラ」をアメリカがかってに再編集し日本人のシーンはほぼ日系人で固めています。 だから、岩戸島の島民もカタコトの日本語です(笑)。 レイモンド・バー(文脈によれば「ベン・ケイシー」に出ていたそうです。84年の「ゴジラ」の海外版にも老けた姿を見せてくれます。)が芹沢博士の知り合いという強引な設定で休暇に訪れた日本でゴジラ騒動に遭遇するという展開です。 会話のシーンはあきらかにカットバックを多用し背中のシーンはモロに違うのがミエミエです(笑)。 あのゴジラが暴れるシーンも雑な編集なのが残念です。 こんな珍作が仇なのか84の再編集と同様にビデオのまま2016年現在も放置されたままです・・・。

  • カーティス

    4.0

    案外悪くない

    ゴジラの海外版です。レイモンド・バー(『裏窓』の怪しいお向かいさん!)演じる記者が、日本のゴジラ襲撃を取材するというストーリー。そのため新撮カットが多く、オリジナルとは別物のような印象を受けます。なんでこんな手間のかかることしたんでしょうね…アメリカ人の考えることはよくわかりません。 見る前は色物という印象があったのですが、いざ見てみると意外なほどまじめに作ってあってびっくりしました。見せ場中心に再編集しているのですが、山根博士や芹沢博士の苦悩など、ストーリーの要点はきちんと押さえてありますし、ほかのレビュアーの方が書いている通り、アメリカ人の主人公が必要以上にでしゃばっていない。テンポが良くてさくさく見れるのも好印象。 その反面、反戦反核というメッセージ性は薄められていますし、芹沢博士たちの苦悩も、第3者である主人公の目を通して描いているためか、オリジナルに比べるとドラマチックさに欠けています。つまり、オリジナル版に比べると重厚さやドラマ性がだいぶ削られていて、この辺は改悪と言われても仕方ないのかなぁと思ったり。 オリジナルには劣るとはいえ、思いのほか真面目に作ってある作品です。初代ゴジラを見た方なら見ても損はないと思います。珍妙な日本描写もあって笑えますよ(笑)

  • とおる

    3.0

    ネタバレ誠実な編集作品。

    このレビューにはネタバレが含まれています。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
怪獣王ゴジラ

原題
GODZILLA, KING OF MONSTERS

上映時間

製作国
日本/アメリカ

製作年度

公開日
-