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怪人プチオの密かな愉しみ (1990)

DOCTEUR PETIOT

監督
クリスチャン・ド・シャロンジェ
  • みたいムービー 1
  • みたログ 3

2.00 / 評価:1件

数枚の名画と物足りなさ

  • むびず_えぬぴー さん
  • 2008年9月18日 5時50分
  • 閲覧数 205
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

 実在の大量殺人鬼、マルセル・プチオの物語です。
彼の話は各媒体にのぼる事も多いので、御存知の方も多いと思います。

 また作品自体も海外ではミシェル・セローの演技を始め、一定の評価を受けているので、こちらもまた有名かもしれません。

 実際作品中のプチオは、カリガリ博士を思わせる強烈な印象を与える人物として描かれており、その只ならぬ雰囲気に魅せられる人も多いと思います。

 そんな彼だからこそ、闇夜をマントをはためかせながら進む様は絵画的で、多くの人がドイツ表現主義を連想するのも納得です。


 しかし実は私自身の作品への愛着は薄く、もっとはっきり言えば、さほど素晴らしいと思っていません。
 なぜならばこの作品は、そのキャラクター像に反して物語として物足りなさ過ぎるのです。

 せっかくといっては不謹慎ですが、エピソードの多いプチオですから恐怖で描く事に作品を振るか、俗欲を追う稀代の詐欺師として描くか・・・。いずれにせよ他に違う描き方があった気がしてなりません。

 そういった部分にスポットを当てて製作されたのでは無いのかもしれません。
しかし本作のプチオは結局、只の小心の日和見者、といった印象に留まってしまいました。

 けれど、もしかしたら本作が描きたかった彼の姿は「それ」だったのかもしれませんが。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 悲しい
  • 不思議
  • 不気味
  • 恐怖
  • 絶望的
  • かっこいい
  • コミカル
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