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怪物團 (1932)

FREAKS/NATURE'S MISTAKES/THE MONSTER SHOW

監督
トッド・ブラウニング
  • みたいムービー 55
  • みたログ 253

3.99 / 評価:100件

小数点以下の確率で生まれて来る個性

  • mameya0000 さん
  • 2019年9月15日 22時26分
  • 閲覧数 398
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

この映画は某動画サイトで
映画好きの配信者が選んだ「胸糞映画」の中にあった1作品。
もちろん当初の酷評でそう呼ばれていると言うだけで
本作を無碍にけなしている事は一切ない。
その配信者が選ぶいろいろな映画は
とにかく私の何かをくすぐるモノが多く
本作もその興味からついには全編を視聴するに至った作品です。

物語が今時だと2時間ドラマでも無理じゃね?ってくらい
とてもわかりやすい愛憎劇と勧善懲悪の物語。
主人公のハンスは小人症だけど
婚約者がいながらサーカスの美しいアイドルに
お金も使って入れあげると言う。。。結構ゲスな事してますよねって(^^;)

色はモノクロで話しもありきたり
なのになぜか少しも飽きることがなく時間が過ぎていく。
演技が上手い?
確かに上手いけどこれくらいの女優さんどこにでもいるでしょ?
そこで私はハッと気付いたのです。
小人症の彼女だからこんなにも美しく心に語りかけてくるのだと。
これは差別?
差別と呼ぶには何かが違う。。。「個性!」
気持ちの中で
なにかつかえていたモノがすーっと通り抜けていきました。

障碍を個性と言うのなら
何百何千万分の1の確率でしか現れないとんでもない人達なのです。

その確率の低さゆえに忌み嫌われる事も多いでしょう。
どう見ても考えてもとても不便そうです。
でもそれを個性と一歩先に受け入れた清々しさが
それを武器として前に前にと画面を通じてこちらに迫ってくる。

これはきれいごとではなく
障碍と言う「個性」込みで見るべき映画です。

それに気付いて素直にみたらまあ皆さん個性の塊!
邦画の強面の男優さんよろしく仕草の一つ一つが光って見える。
ラストの豪雨シーンは彼らでなくては
あれほどの怖さを醸し出せる名優たちはいないでしょう。
サーカス団と生活を共にした事のある監督さんなので
全編にわたって表現がとても素直なのも
(もちろん意図してる訳ではないのでしょうけど)
観ていて疲れなくて良かったです。

ちなみにホラー映画のくくりになっていますが
個人的にはサスペンス映画の方がしっくり感じます。
だって見た目の怖さより
心理的な言いようもないいろいろな怖さの方が勝るでしょう?

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 不気味
  • 切ない
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