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カイロの紫のバラ

カイロの紫のバラ

THE PURPLE ROSE OF CAIRO

82

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5.0

Wアレンならではの映画愛に満ちた傑作

1930年代不況に沈むニュージャージーに住む主人公。日々の生活は辛いけど映画だけは日常を忘れさせてくれる。 そんな映画を愛する一人の女性に起こった奇跡を小粋なロマンティックコメディに作り上げたウッディアレンの監督、脚本家としての技量に改めて感嘆しました。 スクリーンの中の登場人物と夢のような恋愛をする主人公(ミアファローが好演)の姿に映画を見ている我々の夢もかなった気分です。 相変わらずアレン作品らしい小気味よいセリフの応酬と90分弱にまとめたテンポのいいストーリー展開、1930年代の街や映画館、人々の様子も見事に再現されていて劇中流れるジャズも心地よく雰囲気を盛り上げてくれます。 映画への愛に満ちたウッディアレンならではの傑作です。

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