作品レビュー(45件)
- fiv********
5.0点
これは良かった。 メル・ギブソンは、あまりにもマッドマックスのイメージが強すぎアクションスターとしての印象が濃い。 しかし自身の監督作品やその他の出演作はアクション映画以外の方が圧倒的に多い。 この作品も自作自演作品で人間の本質に迫るメッセージ性の高い内容になっている。 なぜ、人は他人を見た目や偏見で判断してしまうのか。 それはいけない事だと、誰もがわかっているにも関わらず。 過去の事故で顔面に大きなケロイドと心に傷を負った元教諭と幼い時に父親を亡くした少年との交流を通して温かくも切ないヒューマンドラマとして描かれている。
- pag********
4.0点
観終わったときは本当にいい映画を観た、教育者の真の喜びはこれだよなと感じた。しかしながら同時に、その亡くなった少年とどういう事情で同じ車に乗っていたのか、やはり聞いてみたい思いもあった。後で原作を知ってビックリ。映画と全く違う。原作の影というのは完全には消せないものなんだな。この優れた作品が映画史上に残る傑作とまでは評価されない理由は、そのあたりにあるのかもしれない。
- 高田あんな
5.0点
いい場面は沢山あるし、子役もとても上手い。でも審問を受けたメルギブソンの上の言葉に生涯忘れられない感銘を受けた。 ラストは毎回泣いてしまう。彼はどんな人生を送っているのか、また再会できるのか
- Petiko
5.0点
生涯で忘れられない映画です。
- jdj********
5.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。 - acq********
5.0点
ほんとにいい映画だった オススメです!! 最後のシーンは必見
- bat********
4.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。 - hsa********
5.0点
複雑なイメージが交錯する、芸術作品。 見た目は単純そうだが、実は違う。 メルギブソンの監督としての手腕がいかんなく発揮されている。 心と心の交流といえば簡単だが、この映画では、関係性の変化で表現されているところがスゴい。 好奇心と偏見、軍隊の上官と下士官、教師と生徒、秘密と嘘、父と息子、疑うものと信じる者、見守られる者と見守る者。 愛の形成に必要な要素を網羅し、愛の実体に迫っている。 言い換えると、人間が生きるのに必要な要素だ。 映画的には、フランケンシュタインを下地にして、市民ケーン、華麗なるギャツビー、驚くのは、小津の父なりきまで入っていることだ。勿論、クリントイーストウッドの許されざる者も入っている。 顔の傷を治さない男と彼の傷に触れて、心に一本のスジが通る少年の物語。 人が成長するためには、他の人の協力、犠牲、見守りが必要なのだ。
- flo********
3.0点
ラストはもう少し別の展開を期待してました。(期待し過ぎ?) そして、前半は少年の気まぐれな性格が強調され過ぎてあまり共感できず。 全体を通して個人的にはそれほど高評価ではないかな。
- sai********
5.0点
誰も悪者はいない。だけど目に見えない真実の心と偽りの心を見事に描いている。誰でも、シチュエーションは違えど、自分の事のように、感じる事ってあるんじゃないかな。自分にとって、役者で名監督と言えば、クリントイーストウッドだけど、この作品を観て、メルギブソンもすごいと思った。観ていない方は、是非。
- al2********
4.0点
「マッドマックス」シリーズ、「リーサルウェポン」シリーズで一躍アクションスターの仲間入りを果たしたメルギブソン1993年の初監督作。 事故で顔や体にやけどを負い世間から隠遁して生きる男と家族関係に悩む12歳の少年との交流をメイン州の美しい自然を舞台に描く。 後にオスカー監督賞をとるなど監督としての才能はこの初監督作で早くも垣間見える。 自身を過去の悲劇に生きる男としながら相手役の少年とのバランスも上手くとっていて決して一人よがりのお涙頂戴になっていないのがいい。少年の成長譚として後味もいい清々しい仕上げになってる。 アクションから離れた等身大の役者メルギブソンの魅力もいい佳作。
- エル・オレンス
5.0点
メル・ギブソン、初監督作とはとても信じられない完成度です! これだけの完成度ながら、同年のアカデミー作品賞に候補漏れしたのは、対抗馬が強豪揃いだったからでしょうか。 そしてこんなに素晴らしい映画なのに、レビュー投稿数の少なさよ・・(泣) 下手なヒューマンドラマでありがちな押しつけがましさや、お涙頂戴の要素が全く感じられず、少年と元教師が、お互いに複雑な過去を持ち、不器用ながらも、徐々に惹かれ合い、心を許し、受け入れ合うまでの過程が、実に自然でリアルで、最初から最後までどっぷり感情移入できます。 映し出されるボストンの壮大な港の風景も、息を呑むような美しさで、この風景を拝むだけでも観る価値大です。 今の邦画ももっとこのレベルのドラマを目指して欲しいです。
- uso********
2.0点
アクションで人気を得た俳優がステップアップしていく過程で、まず乗り出すのが監督業。巨匠と呼ばれる監督でも、若いころに俳優をやっていたりと、この分野は地続きの印象がある。メル・ギブソンの監督作品としては、すごく地味なドラマだと思うが、スターを起用できず、撮影方法も、期間も、ロケ地も限られるとなれば、あとは、俳優の演技で見せるしかない。 おそらく、スタジオ側の要求は、メルが主役で、予算と期間がこれこれの条件でできるなら。というようなものじゃないかと想像するが、それにしては素晴らしい出来。 トム・クルーズのように、近年は、自身の主役作をプロデュースに回る俳優が主流だが、メル・ギブソンは、「ハクソー・リッジ」だったり、次の映画も戦争映画だったりと、精力的に、監督業をこなしている。 現時点で、クリント・イーストウッドに、興行的に、そして批評的に、太刀打ちできるのはメルしかいないんじゃないかと思う。プライベートでつまずくのはウディ・アレンも同じだが、ふり幅はメルの方がでかい。また名声に向かって上昇していく機運じゃないだろうか。
- hko********
4.0点
子供の成長
- met********
4.0点
ネタバレ中二時代の観賞〔メモ〕
このレビューにはネタバレが含まれています。 - any********
5.0点
評価が良かったので観賞しました メル・ギブソン、演技だけじゃなくて 監督としてもすごい!! 少年の悪ガキさが妙にリアルで スーっと物語に入りこむことができて ラストシーンでは鳥肌&感動しました!! 久しぶりにいい映画と出会えてよかったです
- hea********
4.0点
ネタバレアメリカの負の側面も
このレビューにはネタバレが含まれています。 - あ
5.0点
すごくいい話だよ
- tos********
3.0点
共感する部分もある少年と、外見のためもあり人と上手く付き合えない男。二人の出会いがお互いを変える物語。淡々としてて、まさしくハートウォーミング。やるなぁ、監督メル・ギブソン。シェパードのミッキーも、地味ながらいい味だしてます。邦題の「天使」はちょっと言いすぎかな。
- 岡坂吉記
4.0点
若かりし頃、飲み明かして終電逃してみたオールナイトショーで観た映画(もう一本はクリフハンガー)。 なぜか大作より心に残っている。DVDまで買っちゃった。 メル・ギブソン。今では何かとお騒がせな名優の初監督作。 作りが丁寧で判り易い。 云うてしまえば、感動ストーリーベタベタなのですが・・・また良いのかと。 見た目や噂で判断してしまう現代に警鐘を鳴らし、心の絆を美しい風景と共に描いている。 現実に主人公が現れれば・・・どうですか?