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鏡の国の戦争 (1968)

THE LOOKING GLASS WAR

監督
フランク・ピアソン
  • みたいムービー 11
  • みたログ 22

3.50 / 評価:8件

ニューシネマっぽいスパイもの

  • カーティス さん
  • 2019年3月5日 21時58分
  • 閲覧数 92
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

ジョン・ルカレ原作のスパイ映画。亡命希望のポーランドの青年が、イギリスによってスパイに仕立て上げられ、東独に潜入させられるという話。

『引き裂かれたカーテン』や『ファイヤーフォックス』のような、いわゆる素人スパイものなのですが、任務よりも人間ドラマを重視しているのが本作の特徴。スパイをやるはめになった青年の苦悩やロマンスが主に描かれています。スパイになるための訓練描写はあまりないですし、東独に潜入するのは映画が半分過ぎてから。潜入後は、スパイ映画というよりはロードムービーのような雰囲気になるので、アクションやサスペンスを求める人には向かないかもしれません。

一連の諜報活動を通して描かれるのは、諜報戦の非人道性と、組織批判であり、スパイスリラーを見ているというよりは、スパイを題材にしたアメリカンニューシネマを見ているような印象を受けました。(ちょうど時期は同じなんですよね)個人的には嫌いじゃないです。諜報戦の馬鹿馬鹿しさを、シニカルかつ悲劇的によく描けていると思います。ただ、全体的に、生死をかけた戦いという緊迫感がなかったのが残念です。

個人的に好きなのは、東独潜入後のロケ地。地平線の向こうまで続く黄金色の小麦畑や、木洩れ日が綺麗な森林、古風な石造りの橋といった景色の数々が美しいです。殺伐とした諜報戦と対照的な、のどかな風景だったことも相まって、とても印象に残っています。

詳細評価

物語
配役
演出
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音楽

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