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カサブランカ (1942)

CASABLANCA

監督
マイケル・カーティス
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  • みたログ 2,371

4.11 / 評価:722件

ハンフリー・ボガートが意外にナイーブ

  • morecambeandwise さん
  • 2020年2月2日 3時47分
  • 閲覧数 1259
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

まあ、1942年にこんな作品を作っている国を相手に、竹槍で零戦を打ち落とそうとする国が勝てるわけないですね。

かつては理想に燃えた革命の闘士リックも、流れ流れてフランス領モロッコのカサブランカでそこそこはやっているナイトクラブを経営して、それなりに一目置かれる存在。でもフランス領でも次第にナチスドイツの圧力が影を落としてくる。

ここから脱出することが次第に難しくなるなか、通行証をめぐってドイツ将校が殺される事件が起き、リックの店で犯人は捕まるが通行証は出ずじまい。さてはリックが持っているのでは、と誰もが思うけどリックは沈黙。そしてそこに強制収容所から脱走したというレジスタンスのリーダー・ラズロがやってくる。一緒に来たのはかつてリックがパリで恋に落ちたけれどドイツ軍侵攻の日にはなればなれになったイルザだった…。

いろいろな作品を見たあとの慣れた目だと、リックのすね方が少し幼稚に見えたりするんですが、それは古典的名作の宿命でしょうね。「そんな昔のことは忘れた、そんな先のことはわからない」の名台詞がここから来たのか、とか新鮮な発見があって面白いです。

それぞれが相手の最善を思って、その結果がすれ違うとか、現代の心理劇でも未だに使われるギミックですが、やはりラストシーンにはぐっときますね。

パリでの回想シーンへの飛び方とかは、少し時代がかっていますが、そこはご愛嬌。イングリッド・バーグマンの美しさも際立っていますが、撮影開始段階ではラストのオチも決まっていなくて、各俳優さんたちはそれぞれの理由でイライラしたみたいです。

まあ、第二次大戦の決着がつく前の時点で考えたら大胆な話だなぁ、と思ったり、ふつうならラストでリックだけ死ぬような話だけど、戦況に希望を持たせたくてフランス人の警部を悪役にしたくなかったんだろうな、とか想像したりします。

詳細評価

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