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カサブランカ

カサブランカ

CASABLANCA

103

Tcode

5.0

1942年の作品とは思えないレベル

いつか観ないとと思いつつDVDを購入したもののなかなかその気が起きず。本日遂に鑑賞しました。 この作品が1942年の作品とは、大変驚きです。 1942年とは日本で言えば真珠湾攻撃の翌年、戦争まっただ中の時期です。 もちろん第二次世界大戦中であり、制作したアメリカも戦時中です。 戦時中にこのような作品を作れるほど国力を持った国と戦争をしていたのかと思うと、色々と考えさせられます。 作品はとても良かったです。もっと早く観れば良かったと後悔するほどの名作だと思います。 ラブストリーという位置づけの作品ですが、決してそれだけでなく、友情や男の美学のようなものまで盛り込まれています。古い作品はそれぞれの役柄のキャラクターも立っていますね。 「君の瞳に乾杯」・・・作品を鑑賞する前から知っているあまりにも有名なセリフも、やっと聞くことができました。 思っていたようなシーンで発せられていないことに少し戸惑いましたが。 それよりもイングリッド・バーグマンの美貌は言葉では表せません。 戦時中の時代に生きた女性が、現代でも十分にトップレベルと言えるほどの美しさでモノクロのスクリーンに映し出されることに驚きです。彼女の姿だけでもこの作品に価値があると思います。 そして作品中に流れる「As Time Goes By」。 現在でもJazzのスタンダードナンバーとして弾かれ歌われる素晴らしい曲です。作品の雰囲気にもマッチしていて、作品自体を上質に飾っていました。 作品とは関係ないですが、「As Time Goes By」はCarmen MacRaeが1973年に日本に来日した際に、オフタイムに日本のDUGというジャズバーで弾き語った音源がとても好きです。Youtubeでも聴けますのでJazzが好きな方は是非。 話が脱線しましたが、本作は死ぬまでには観ておかないといけない作品の一つとして、オススメです!

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