古くて新しい
- grizzlyspancake さん
- 2014年7月22日 17時59分
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当時流行っていたオールスター・キャストのパニック映画だが、いま観ると現代的な意味を考えさせられる。高度に管理社会化した世界で非常事態が起きた時、何が起こるのか。普段意識することはないが、その時初めて、手足に枷がはめられていたことに気付く。あたかも「マトリックス」の世界のように。この世界は我々のものではなかったのか?白い防護服を着けた兵士たち(彼らは顔が見えない - 顔のない存在として描かれる)が列車を取り囲むシーンは象徴的である。
そしてシステムの管理者が誰なのか、だれも知らない。
ところで、今更ですがO・J・シンプソンって元宮崎県知事に似てますよね。
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