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カスパー・ハウザーの謎 (1974)

JEDER FUR SICH UND GOTT GEGEN ALLE/EVERY MAN FOR HIMSELF AND GOD AGAINST ALL/THE MYSTERY OF KASPAR HAUSER

監督
ヴェルナー・ヘルツォーク
  • みたいムービー 44
  • みたログ 104

4.18 / 評価:48件

一口寸評

  • nn1***** さん
  • 2017年1月6日 12時45分
  • 閲覧数 1654
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

見逃していたヘルツォーク監督の旧作。
大傑作だと思えたのに、キネマ旬報の該当年ベストテンでは誰も点を入れてない、というのがとりあえずの謎。
それはともかく、本作は、19世紀初頭に実在した16年間幽閉されていたという青年の数奇な運命とその横顔に迫っている。
彼は、言葉を喋れず社会を認識できない状態から教育を受け、貴族階級との交流を果たし、自伝まで書けるようになった矢先に殺される。
表層的には野生児VS文明社会の構図だが、誰が、何のためにという謎以前にもっと深甚で原初的な考察の種がここにはある。
精神病患者で素人だった主役ブルーノ・Sの演技と表情は、もはや普遍の域に達している。
映像、音楽も素晴らしく、若い頃に観ていなかったことが悔やまれた。
何度も見たくなる映画だ。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 不思議
  • 知的
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