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風と共に去りぬ (1939)

GONE WITH THE WIND

監督
ヴィクター・フレミング
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  • みたログ 3,202

4.12 / 評価:836件

赤い大地とシルエットの美しさ

  • amo***** さん
  • 2019年5月20日 23時06分
  • 閲覧数 613
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

月並みであるが、これが80年前、昭和14年のアメリカ映画(カラー)であることが脅威でしかない。
タラの大地を背景に赤く染まる太陽。
この美しいカットとテーマ音楽との融合こそ、この映画を今日まで人々を魅了する要因だろう。
このカットは3回使われる。
最初は、父とスカーレットの2人で。ここで父は土地(故郷)が人生の宝であることを娘に語りかける。
2回目は、南北戦争で財産を失いつつも、不屈の精神で立ち向かうことを神に誓うスカーレット。畑の人参を空腹で引きちぎるスカーレットの描写が見事。これは1幕のエンディングでもある。
最後は、ラストシーンで。愛する男を失い、最愛の友人も失い、娘も失ったスカーレットが立ち上がる。ここで再び父の土地(故郷)への愛の言葉が繰り返される。
この3つのカットこそ、この映画のモチーフである。
映画の醍醐味とは、圧倒的な映像美と音楽にある。この作品を超える映画は二度と現れないだろう。

上映されたのが1940年、ということは南北戦争はさらにその80年前ということになる。上映時点で南北戦争は、もう人々の脳裏から薄れていたのだろうが、この映画を見て風と共に去った時代を思い浮かべた当時の観客は多かったのだろうか?
今から160年前の話ということは、日本で言えば幕末。この時代のアメリカの政治的分裂、奴隷制、リンカーン、、、 アメリカは歴史が浅いなどという輩も多いが、血で血を洗う内乱をくぐり抜けてきた歴史も知った方が良い。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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