風と共に散る

WRITTEN ON THE WIND

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風と共に散る
3.6

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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(6件)

ロマンチック28.6%切ない28.6%悲しい14.3%かっこいい14.3%笑える14.3%

  • 一人旅

    4.0

    ドロシー・マローンがすべてを持っていく!

    ダグラス・サーク監督作。 石油会社の御曹司・カイルと妻・ルーシー、カイルの親友でありながらルーシーに想いを寄せる石油会社社員・ミッチの関係を描いたドラマ。 ダグラス・サーク監督なのでメロメロのメロドラマのカラー作品。 主人公ミッチを演じるのはサーク作品の常連俳優であるロック・ハドソンだし、ミッチの親友・カイルを演じるのも『翼に賭ける命』(1957)でサークと再度タッグを組むことになるロバート・スタック。カイルの秘書であり妻でもあるルーシーを演じるのは名優ローレン・バコール。ローレン・バコールのキツイ顔つきが個人的にはどうも苦手。似た系統のフェイ・ダナウェイやジェーン・フォンダもやっぱり苦手なタイプ。そして、『翼に~』でロバート・スタックを支える良き妻を演じたドロシー・マローンが、本作ではミッチに想いを寄せる性悪なカイルの妹・マリリーを好演している。『翼に~』の貞淑な妻役が印象的だったから、本作の悪役っぷりが強烈。マリリーは貞淑とは正反対の女で、道端で出会った男を次々と誘惑したり、自分の不道徳行為が原因で兄のカイルやミッチに危害が及んでしまうという疫病神的悪女。ただ、出演陣の中で一番存在感を放っているのは他でもないドロシー・マローンだった。ちなみに、本作の演技でアカデミー助演女優賞を受賞している。 主演のロック・ハドソンはメロドラマ向けの正統派演技で悪く言うと面白味に欠ける。ロバート・スタックは心の弱さを浮き彫りにした繊細な演技を見せるものの病み感がいまいち物足りず、結局いい奴なのか悪い奴なのか良く伝わってこない中途半端な役柄に思えてしまう。ローレン・バコールは個人的好みの問題であまり印象に残らず(ごめんなさい)。ただ、細い両脚だけが映されるファーストカットはセクシーだった。 ストーリーは、大富豪の御曹司で金遣いの荒いカイルが、秘書のルーシーと出会い結婚。カイルには同じ会社で働く幼い頃からの無二の親友・ミッチがいて、ミッチは親友の妻であるルーシーに密かに想いを寄せている。親友のために自ら身を引こうと考えるミッチだが、嫉妬に狂うカイルの心の弱さがエスカレートしていくことで三人の関係に次第に変化が訪れていく...というごく普通のメロドラマ。愛、嫉妬、悲しみ、憎しみといった、メロドラマにおいて不可欠な要素をとことん詰め込んている。 『心のともしび』(1954)『天はすべて許し給う』(1955)『悲しみは空の彼方に』(1959)といった、50年代を中心に上質で“泣ける”メロドラマの傑作を世に送り出したダグラス・サークだが、本作は最後まで感動できなかった。ただ、男女の愛憎劇の終着点を緊迫感に満ちたサスペンスフルな演出で一気に見せていくクライマックスは見応えあり。終盤の裁判シーンで、ミッチの運命を左右するマリリーの重大証言がすべてを持っていく。

  • yos********

    1.0

    成金趣味

    金を派手に使い女を落とす。プライベートジェットも使うから半端ではない。 しかしその女性はただの中年女性(おばさん)に過ぎない。バカらしい

  • mic********

    5.0

    「飛行機を 運が飛ぶ」

    1956年 ダグラス・カーク監督飛行機をスピードが飛ぶ、運だめしです。

  • jul********

    3.0

    絵画的

    ほんと 画面構成がきれいです。 お話としては・・・・ 正直 エンドマークが出てきて びっくりしました。 え?これで?みたいな。 いかに 自分が ドロドロ コテコテ どんでん返しに 慣れきっているか思い知った感じ。 その辺は 食い足りませんが(正直) 90分というコンパクトなケースに詰まった 一見濃縮 実はさらさらドラマ という感じがします。 というのも あの人物が あれで満足するはずはない という私の思いこみも 裏切られたので ある意味 ドンデン返しかと。 一瞬 韓流ドラマによくある筋を思い浮かべたのですが そこまで どろどろとは引きずりません。 ロックハドソンのハンサムぶり ローレンバコールのクールビューティぶり なかなかに 素敵です。

  • ********

    5.0

    「飛行機は速すぎる」

    1956年。ダグラス・サーク監督。桁外れに金持ちだけどいじけた男と、貧しい出身だが才能あふれるプレイボーイの男。親友でもある二人に同じ日に出会う女性が会社秘書のローレン・バコール。迷いつつも金持ちの方と結婚するが。。。さすがメロドラマが上手な監督。映画がカラーになってバコールの魅力が半減したのにもかかわらず(口紅の赤が彼女に会わないし頬の線がくっきり出すぎて老けてみえます)、上質な映画を撮るものだと関心します。カメラの位置が完璧です。 結婚制度は破壊せず浮気にならない形で最終的に結ばれる、正統派のメロドラマ。わかりきったその結末をラストまで盛りだくさんでひっぱります。偉大な父と息子の葛藤、幼いころの楽園の記憶、妹の兄への嫌悪の原因、不妊とその原因。。。だから、人妻になったバコールを忘れられない男が遠くへ行こうとするときの「飛行機は速すぎる」は名セリフです。結末を急ぐことほどメロドラマから遠いものはない。 我を失って男にしがみついたり官能におぼれたりする例えばイングリッド・バーグマンのメロドラマとは一味異なる、我を保ったまま意地を張って危うく死にかけるバコールのメロドラマをぜひ。ピストルと不妊のきわどい関係もお見逃しなく。

スタッフ・キャスト

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受賞歴

アカデミー賞第29回

助演女優賞

基本情報


タイトル
風と共に散る

原題
WRITTEN ON THE WIND

上映時間

製作国
アメリカ

製作年度

公開日
-

ジャンル