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赤い靴をはいた男の子 (1985)

THE MAN WITH ONE RED SHOE

監督
スタン・ドラゴッティ
  • みたいムービー 14
  • みたログ 73

3.50 / 評価:22件

トム・ハンクスの楽しい楽しい初期作品!

  • 一人旅 さん
  • 2016年7月24日 12時47分
  • 閲覧数 514
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

スタン・ドラゴッティ監督作。

音楽家の平凡な青年・リチャードがCIAの権力争いに巻き込まれていく姿を描いたコメディ。

トム・ハンクス主演映画の中では比較的マイナーでしかも日本では劇場未公開の作品だが、ファンの方なら押さえておきたい。
“巻き込まれ型サスペンスコメディ+ラブロマンス”といった内容で、製作当時30歳手前のトム・ハンクスが見せる初々しさ満点の演技が魅力的だ。

現CIA長官とその後釜を狙う実力者・クーパーの間で権力争いが勃発。CIA長官はリチャードをあたかもクーパーのスキャンダルを暴く重要証人のように見せかける作戦を展開。それをまんまと信じたクーパーは、ただの音楽家に過ぎないリチャードの尾行・盗聴を開始する...というもの。

リチャードに身を滅ぼされると勘違いしたクーパーの行動が楽しい。リチャードが奏でるバイオリンの旋律に秘密の暗号が隠されていると壮大な勘違いをしたり、リチャードの留守を狙って家中を大勢で捜索したかと思えば突然リチャードが帰宅してきててんやわんやになったり...。そして、クーパーが送り込んだ美人の部下・マディーとリチャードのいちゃいちゃを、捜査官たちがマジックミラー越しに“大鑑賞”するシーンは抜群のセンスで笑いが止まらない。二人が別の部屋に移動すると、マジックミラー越しの捜査官たちも一斉に移動して続きを鑑賞するというアホ丸出しの覗き見捜査。盛り上がった二人がいよいよ事に及ぼうとして部屋の電気を消すと、スケベな捜査官が「あぁ~消さないで~!」と訴え出すという緊張感のなさがまたおもしろい。

どうでもいいことでも深読みし過ぎて失敗続きのCIAの面々とは対照的に、リチャードの能天気さ&勘の鈍さも可笑しい。CIAの秘密捜査によって、歯磨き粉の中身がシャンプーに変えられていたり、洗面所のカランがシャワーモードに切り替えられていても特に気にしない。

はじめはリチャードを捜査の対象としか認識していなかったマディーが次第にリチャードに心惹かれていくという“平凡な青年+バリバリの女スパイ”が織りなすロマンスも見どころ。リチャードへの愛を抑えきれず、スパイとしてあるまじき行為をしてしまうマディーの、仕事よりも愛情優先の行動が何ともロマンチックだ。

そして、脇役として登場するリチャードの友人夫婦のキャラクターが楽しい。演じるのはジョン・ベルーシの弟、ジェームズ・ベルーシと『スター・ウォーズ』のレイア姫役でお馴染みのキャリー・フィッシャーという主役級の名優ふたり。キャリー・フィッシャー扮する妻・ポーラは浮気性の超肉食系女子(あえぎ声に注目!)。ジェームズ・ベルーシは妻の浮気を疑うあまり、精神的にどん底に陥り憔悴していく夫・モリスをコミカルに演じる。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 笑える
  • 楽しい
  • ロマンチック
  • コミカル
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