ドSが過ぎるとドMになる
- ada***** さん
- 2012年11月4日 13時17分
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↑って話かと思いましたが、、、、重かった(T_T)。。まぁ当たらずとも遠からずではありましたが。。
小説家気取りの初老の男が、若い妻との馴れ初めから現在までのいきさつを語る。聞き手は、年上妻と船で旅する誠実そうな男。赤裸々な話に初めは嫌悪を抱いていた彼だが、次第にのめり込み、自分自身も変化していき、そして、、、、っていうお話。。
これは監督アリキの作品ですね。数本しか見ていませんが、この監督のイメージそのままっていう感じです。若くてまともなヒュー・グラントが新鮮で、彼に我が身が重なっていきました。見たことも聞いたことも、想像したことさえ無い世界。イヤな嫌いな話なのに入り込んでしまうんです。倒錯的?退廃的?なお話。普通の(?)真面目なイギリス人であるらしい彼の感覚は、日本の中年女性の私に不思議とぴったりなモノでした。
★男・・・1本もモノになっていないのに、芸術家気取り。情けないし、バカに見える。それほど(全く!)魅力的とは思えず。。キライ。。。
★女・・・どうしてこんな男に引っかかる?痛めつけられながらも、離れられず。別れたのに、いたぶりながらも面倒を見てる。。結局愛してるんだろうけれど。。。それほど魅力的とは思えず。。残念。。
☆ヒュー・グラント・・・若いね。20年前は良かった。。心の内に秘めてる興味ってあるよね。それがちょっと見えてしまった。ツライ結末だけど、その後もマトモな紳士でいられたのかなぁ?
☆クリスティン・スコット・トーマス・・・ヒューとは同じ歳?どう見ても(役柄のせいとしても)おばさん(シツレイ)に見える。でも、ドレスアップすると流石にキレイですが。。こちらも秘めた興味が出てきてしまって、、、、でも、あれはヒドイ。。
すっきりしない終わり方だし、さっぱりしない鑑賞後。おすすめは出来ないけど、これがポランスキー?
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