あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(20件)
- oir********
4.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。 - kar********
5.0点
ネタバレ市井の人々を描く名作
このレビューにはネタバレが含まれています。 - fg9********
2.0点
…1987年のチャン・イーモウ監督作品だ。 …あらすじは、解説のとおり。 使用人たちが可笑しな唄を歌いながら、花嫁を駕籠に乗せて嫁ぎ先へと運ぶ出だしには、抒情性が感じられて興味がそそられ期待したが、中盤以降は何か一貫性がなくドタバタした感じで、終盤の日本軍の侵略に至っては完全に興醒めしてしまった。
- kps********
4.0点
映画に対してイメージを大切にする自分にとっては、これが映画だ!と言えるような作品だったかと思いました。 もう開始5分で、撮影の素晴らしさからくる紅が象徴的に輝いている映画に見えたのと、タイトルが紅いコーリャンということで、その紅がどこにかかっていくのかを中心に見ていましたが、人殺しをも厭わないチウアルへのチャンアオの愛に禍々しいまでの欲望と闘志を紅に見ましたが、日本軍襲来による戦争への流れに殺戮と血・抗日抵抗の炎に赤を見るという事で、まさに素晴らしい撮影・映像・タイトルに負けない作品に仕上がっているなあと感じました。 赤が象徴的に輝くという事で、内容に関しては陰惨な映画ではありますが、何か陰惨さだけを強調した映画にはなっていなくて、裸の男達が印象的な映画ですが、人間が生きるという事の力強さや哀しさ?が、あの幻想的なまでに美しい紅に集約されていたところが、とにかく素晴らしかったです。 人間の本質を突いたかのような作品となっていますが、孫の代に語りを入れさせる事で陰惨さが中和するような働きをしていたところも、なかなか興味深かったです。 という事で映画としては素晴らしかったと思うんですが、日本人なんで日本軍が人間の皮を剥ぐシーンに感情が入る訳もなく、政治的な思考が入り込んできて、おまえらが言うなwみたいな余計な考えが頭をよぎったのはマイナスでありました。 自分が中国人なら満点だったかも。 そこんところがマイナス要因となったので、★1個マイナスの★4つにしておきたいと思います。 紅が美しかったです。
- 一人旅
3.0点
第38回ベルリン国際映画祭金熊賞。 チャン・イーモウ監督作。 【ストーリー】 1920年代の山東省。18のチアウルは酒屋の主人の元へ嫁ぐ。しかし彼女は強盗から自身を救ってくれたユイと恋に落ちてしまう・・・。 チャン・イーモウ監督作品にしてはイマイチ・・・。ストーリーは楽しめなかった。 でも映像は綺麗。コーリャン(もろこし)を原料としたコーリャン酒の鮮やかな赤が印象的だった。でも『紅夢』の赤と青を対比した幻想的な色遣いと比較すると、本作は赤の主張が強すぎる(コーリャン酒の赤と鮮血の赤)。 日本軍の描かれ方が極端過ぎる気がした。史実に基づいた描写にしないと誤解を招きかねないと思う。
スタッフ・キャスト
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受賞歴
ベルリン国際映画祭第38回