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紅いコーリャン (1987)

紅高梁/RED SORGHUM

監督
チャン・イーモウ
  • みたいムービー 52
  • みたログ 321

3.28 / 評価:62件

幻想的な紅

  • gtk***** さん
  • 2015年7月18日 23時53分
  • 閲覧数 1196
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

映画に対してイメージを大切にする自分にとっては、これが映画だ!と言えるような作品だったかと思いました。

もう開始5分で、撮影の素晴らしさからくる紅が象徴的に輝いている映画に見えたのと、タイトルが紅いコーリャンということで、その紅がどこにかかっていくのかを中心に見ていましたが、人殺しをも厭わないチウアルへのチャンアオの愛に禍々しいまでの欲望と闘志を紅に見ましたが、日本軍襲来による戦争への流れに殺戮と血・抗日抵抗の炎に赤を見るという事で、まさに素晴らしい撮影・映像・タイトルに負けない作品に仕上がっているなあと感じました。

赤が象徴的に輝くという事で、内容に関しては陰惨な映画ではありますが、何か陰惨さだけを強調した映画にはなっていなくて、裸の男達が印象的な映画ですが、人間が生きるという事の力強さや哀しさ?が、あの幻想的なまでに美しい紅に集約されていたところが、とにかく素晴らしかったです。

人間の本質を突いたかのような作品となっていますが、孫の代に語りを入れさせる事で陰惨さが中和するような働きをしていたところも、なかなか興味深かったです。

という事で映画としては素晴らしかったと思うんですが、日本人なんで日本軍が人間の皮を剥ぐシーンに感情が入る訳もなく、政治的な思考が入り込んできて、おまえらが言うなwみたいな余計な考えが頭をよぎったのはマイナスでありました。

自分が中国人なら満点だったかも。
そこんところがマイナス要因となったので、★1個マイナスの★4つにしておきたいと思います。


紅が美しかったです。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

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