悲しみよこんにちは

BONJOUR TRISTESSE

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悲しみよこんにちは
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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(25件)


  • あき

    3.0

    再見です。

    途中から、これは見てると気づきました。ダメですね。一世を風びしたサガンの原作、ソウルバスのイラスト、セシルカット。

  • vnm********

    3.0

    ネタバレフランスのバカンスって

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • kps********

    4.0

    カプチーノが飲みたくなった

    10代の思春期の少女の複雑で繊細な感情でも描いた作品かと思ってたんですが、意外と少女の感情とかには迫ってはいませんでした。 孤独とかそういうのは全然表現されてなくて、割と終始元気な少女だったんで拍子抜けというか、どんな映画なん?と思っていたんですが、自堕落で自由奔放な世界とアンヌの自律した規律のある生活が対比として立っている映画で、大人・子供という対比の作品には個人的にはあんまり見えませんでした。 父親もエルザも父親の友人も、皆自堕落で奔放な感じの生活を送っているという事で、そこを子供の世界とは見られなかったんですが、セシルもそんな生活を送っているので、アンヌを疎ましく思っているんですが、どこかで素晴らしい女性だと思っているところがミソだったかと思います。 結果あんな悲しい事故が起こってしまう訳ですが、自堕落で奔放な生活が灰色なところが虚しさを表しているかと思いますが、自律的なアンヌの境遇はあのような始末ということで、どちらの生き方を選択してもモノクロみたいな、大人(悲しみ)の世界にこんにちわ、な感じのオトナ―な映画でした。 青春映画というより人生を垣間見た次第であります。 あと、なんとなくコレットの『青い麦』やカミュの『異邦人』なんかを思い出したんですが、ああ太陽が眩しくて海が美しいと、文学的な普遍性みたいなものを帯びるんだなあと思いました。 テレンス・マリック監督の『ツリー・オブ・ライフ』か何かのレビューで、太陽がキラキラしていて自然が美しければ芸術なのか!!!という批判に思いっきり同意していた自分なんですが、太陽と海を足掛かりに上記した文学作品が浮かんできたので、太陽と海、侮り難し!!とかいう不明な感想を持ちました。 人の営みは過ぎ去っても、太陽と海は不変だからだろうな。 青春映画というには、大人な香りに溢れ過ぎている映画かと思いました。 凄くカプチーノが飲みたくなったので、カプチーノの香りにこの映画の記憶を残して寝ようかと思います。 そんな香り高い映画でありました。 ★4つ!

  • しゃるぼん

    4.0

    セシル!

    これがかの有名なセシルカットですね。今更ながら鑑賞して本当にキュートでか可憐な少女って感じですね。浅香唯の曲のモデル。

  • al2********

    4.0

    サガン小説の見事な映像化

    フランスの女流作家フランソワーズサガン18歳の時の処女作の映画化 主人公セシル役のジーンセバーグがはまり役ですばらしく「勝手にしやがれ」とともに彼女の代表作として有名な名作 白黒の現実とカラーの思い出 父と娘の親密すぎる愛情 思春期の無邪気さとわがままな残酷さ 有名な原作の映画化はファンに受け入れられない場合も多いが 本作はそれまでの(大人のお話)か(子供のお話)だけだった映画の世界にどちらにも属しない悩める思春期が名匠オットープレミンジャーによって見事に描かれていてのちの青春映画にも多大な影響を与えている傑作です

  • ********

    4.0

    内面の声と退屈の原因

    1957年。オットー・プレミンジャー監督。裕福な父とともにパリで暮らす少女(ジーン・セバーグ)だが、何をやっても楽しめない。父とともに出ていたあるパーティの間、その原因となった一年前の出来事を思い返して、、、という話。冒頭、いきなり退屈し切ったセバーグの無表情に何かありそうだとわくわくしたけれど、そうでもなかった。 なぜなら、退屈の原因として、1年前の出来事への自責の念がしっかり思い出され、反省してしまうからです。「退屈」にこんなに明確な原因があっていいものだろうか。人はもっと一般的に、なにげなく「退屈」するのでは。しかも、思い出してみれば、冒頭のセバーグの無表情には内面の声がついており、しっかり説明されていたのだった。退屈の原因といい、内面の声といい、説明ばかり。セバーグの「無」表情のよさが説明による「有」意義によって消されていく。。。 父と娘の親密すぎる関係の悲劇ですけれど、娘が時代のモラルに染まりすぎた保守的人物のために面白さが抑制されています。

  • yos********

    1.0

    退屈

    どうでもいいことばかりでいやになりました。画面をあまりみてなかったから誰が愛人で誰が友達かわからなくなりました。30分は我慢しました

  • kos********

    2.0

    全て想定の範囲内

    セリフ・展開・映像etc. 全てにわたって私の想定の範疇を出なかった。 どこかに驚きの様なものを期待していたので、尚の事がっかりだった。 この映画に関しては女性の方がピンと来るところが多いのではないかと、 男性である私は思った。

  • lov********

    4.0

    ネタバレサガンはお好き?

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • bakeneko

    5.0

    ネタバレセシールカットは鮮烈です!

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • mal********

    3.0

    父親は反省してないのかな~?

    1958年に日本で公開された映画です。 多感で背伸びをしたがる思春期真っ只中のセシル。そんな彼女の心の未熟さと、もろさをうまく描いた青春映画に仕上がっていると思います。また、現在をモノクロ、過去の出来事をカラーで描く手法も、結構新鮮な演出方法に感じられますし、主演のジーン・セバーグをはじめ、デボラ・カー、ミレーヌ・ドモンジョといった女優陣も魅力的です。 ただストーリー的には、セシルの単純なアイデアに悪意が含まれたことによって引き起こされた悲劇を描いているため、後味はなんとも複雑な苦さがあります。それに、自分もその悲劇の要因を作った当事者のセシルの父親が、相も変わらずお気楽に女遊びをしている姿(少なくとも悲劇を引きずっているようには感じらませんでした)には、共感ができませんでした。 その意味では好き嫌いがはっきり分かれる映画かもしれませんが、映像と女性のファッションが斬新なので、飽きずに観られるのではないでしょうか。

  • じぇろにも

    3.0

    南仏の別荘

    母を亡くした17歳のセシール

  • cra********

    5.0

    映像は文学を超えられない?超えられます

    作家、フランソワーズ・サガンの『悲しみよこんにちは』はあまりにも有名ですね。 大抵、ベストセラー本原作の映画というのは退屈です(あくまでも私の主観から観ての意見なので悪しからず)。というのも、文学の持つ細かい描写、言い回し、雰囲気などを1、2時間足らずで何も削ぎ落とさず全て収めるというのは至難の業です。だから、原作の方が面白いのは当たり前ですね。 しかし、稀に秀作に仕上がっているものもあります。今作、『悲しみよこんにちは』もその一つでしょう。 かといって今作には、サガンの原作の全てが詰まっている訳ではありません。文学の持つ贅肉を削ぎ落とし状態。そこから新たな魅力が映像として生まれたのです。 原作の持つ魅力を失わずに映画として成立させる。これは監督の見事なまでな手腕です。 私的には現在をモノクロ、過去をカラーとしているのがシニカルで気に入りました。普通は過去をモノクロ、現在をカラーにしようと思いませんか?これは私の勝手な憶測ですが、おそらく大切な人を失ってからの、楽しいがどこか寂しい生活をモノクロとカラーで区別し表しているのではないでしょうか。単純ですが素敵です。 なにはともあれ、今作は原作を抜きにしても、素晴らしい1本の映画でしょう。昔から映像は文学を越えられない!なんてことが言われてますが、そんなことはないのです。 愛らしいショートカットに乾杯!

  • スーザン

    4.0

    ジーン・セバーグの映画

    ジーン・セバーグのキュートなこと! あまりにも有名なサガンの小説。そしてあまりにも有名なセシールカット。 のびのびとした肢体にまだ少女の瞳。若々しい自由奔放な言動。 どれをとっても魅力に溢れている。 彼女こそセシール以外の何者でもない! イギリス人やアメリカ人の出演によるアメリカ作品ではあるが、南仏のイメージは損なわれること無く、日差しや匂いまでも伝わってくるようだ。 女性達の水着やドレスの色も鮮やかで目にも楽しい。 もし映画や小説が好みじゃなくても、ファッションとジーン・セバーグだけでも必見!

  • pec********

    3.0

    アメリカン

    小説がフランス的というなら、映画はとてもアメリカ的です。 まず、言葉は英語ですし、人物、音楽、シーンの切り方などアメリカ映画っぽいなという感じです。 それでも、ジーン・セバークはとても良いです。おとなしい感じだった彼女がだんだんと、存在感が増していくような感じでした。 個人的には、アメリカ色が濃いという印象をを除けば、まとまりがあってとてもよかったと思います。小説のイメージを一度捨てて、映画は別物として見るほうがいいと思います。

  • tot********

    4.0

    多感な少女・・・

    ショートカットのJ・セバーグはキュートで快活。D・カーは大人の上品な美しさ。いい年のプレイボーイD・ニーヴンは・・・まぁこんなもんか。その愛人役M・ドモンジョは明るく可愛く好感持てた。主人公J・セバーグは自分の考えをしっかり主張する多感な少女。でも・・・やっぱり大人の考え方・行動ではない。回想式でお話は進むが、ラストは虚しく悲しい。みんなちょっと自分勝手だったが、大人になりきれていない主人公が、なんとも言えない悔いを残す結果となった。多感な少女を描いた佳作。

  • tak********

    5.0

    思春期の女の子の残酷さを描いて秀逸

    オットープレミンジャー監督が大好きなんだと思う。中3の時、初めて女優にファンレターを英語で書いて、返事が来たのが、ミレーヌ・ドモンジョ。われわれ世代の憧れだった。サガンの原作より、映画の方が良かった。デボラかーちゃんは真面目に母親ぶりすぎ役を演じてた。黄金の腕、帰らざる河・・この頃から監督で映画を観るようになった。ソールバスのタイトルが最高!!

  • moe********

    4.0

    悲しみという言葉に凝縮するには余りに残酷

    【悲しみよ さようなら  悲しみよ こんにちは  天井のすじの中にもおまえは刻みこまれている  わたしの愛する目の中にもおまえは刻み込まれている  おまえはみじめさとはどこかちがう  なぜなら  どんなに貧しい子でも  ほほ笑みながら  お前を見せてくれる  悲しみよ こんにちわ  ただ燃えるだけの肉体の愛  その愛のつよさ  だけどからだのないお化けのように  希望に裏切られているお前の悲しみ  美しい顔よ】(ポール・エリュアール「直接の生」) この美しい詩を引用しているこの映画、主人公セシル役のジーン・セバーグがとても魅力的だ。 17歳のセシルは良くも悪くも開放的な父レイモンとの2人暮らし。 裕福な彼らは身の回りの事は使用人がやり、毎日パーティに明け暮れ、なんら縛られることのない気ままな生活をしている。 ある夏、セシルとレイモン、レイモンの若い愛人エルザの3人で海辺の避暑地で過ごすことに。 そこにレイモンが気まぐれに招待した亡き母の親友アンヌが現れ、彼女はセシルたちに秩序や品行方正な振る舞いを持ち込もうとする。 初めは新鮮に感じていてアンヌを愛したセシルだったが、レイモンがアンヌとの再婚を切り出すと徐々に窮屈さを感じ始める。 年齢の割には大人の悪い付き合いの中に染まり、せつな的なセシルをアンヌは厳しく指摘するようになり、レイモンはアンヌの言いなり。 エルザも去り、これまでの気ままな生活が終わり、更に父の心までアンヌに独り占めされると感じたセシルは彼女を追い払う計画を思いつき、実行する。 しかしこの計画は思わぬ方向へ向かい、結果、最悪な結末を迎える。 以来セシルの心にはぽっかりと穴があいたようになるのだが、そこで「悲しみ」という感情表現をするといささか自己陶酔のように思えてくる。 不安定な年頃に気まぐれに実行してしまった計画。 人の気持ちを推し量るにはセシルはまだ幼いのだ。 どんなに大人ぶっていても、どんなに物知りな振りをしてもセシルは孤独な、想像力の欠如した、残酷な、でも愛したい気持ちに溢れていた、そんな子供でしかなかったと、ラスト近くでは改めて気付かされる。 映画ではその事件の1年後から回想するような手法となっているが、1年たってもやはり自己陶酔にいる子供のセシルがそこにいる。 悔恨の念とさみしさと虚しさを味わいながらもあれは偶発的な出来事だったと信じさせてくれる、と自分を慰めている。 しかし、そんなセシルもまた当然なのだ。

  • fan********

    4.0

    繊細で微妙な心理

    原作を読んだのち、映画でも観てみたいと感じ、鑑賞したのだが、主人公セシールの、繊細で、微妙な、壊れてしまいそうな心理描写が、上手く表現されていて、見ごたえがあった。文学作品なので、面白いとかは感じなかったのだが、文学的には、この作品の原作者、サガンが若かりし時に書いたものであるし、評価されるべき作品なのではないだろうか。セシールの父親の女癖の悪さには、呆れてしまう。

  • ume********

    5.0

    傷つく世代、残酷な季節

    フランソワーズ・サガン(当時18歳)の問題小説(処女作)の映像化。純粋さと残酷さを併せ持つ多感な少女の心理描写が見事。まさしく感受性の世界。少女の回想形式で物語が語られていくが、白黒(現在)とカラー(過去)の使い分けが秀逸。少女、父、再婚相手のトライアングルの他に、父の若い愛人役のミレーヌ・ドモンジョも好演(実際にはジーン・セバーグと同い年!)。絶妙なキャスティング。出演もしているジュリエット・グレコのシャンソンも素晴らしい。前作“SAINT JOAN”(ジャンヌ・ダルク)でデビューのセバーグは、髪が伸びきらないまま出演し、“セシル・カット”がブームに。本作を観て、原作を初めて読んだという向きは結構多いようで(私もその一人)。アーサー・ローレンツの脚色の素晴らしさも讃えたい。

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