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彼女たちの舞台 (1988)

LA BANDE DES QUATRE/GANG OF FOUR

監督
ジャック・リヴェット
  • みたいムービー 7
  • みたログ 39

3.80 / 評価:10件

演劇・映画・現実

  • 文字読み さん
  • 2008年10月4日 22時34分
  • 閲覧数 529
  • 役立ち度 9
    • 総合評価
    • ★★★★★

1988年。ジャック・リヴェット監督。演劇指導を受ける若い女性たちが巻き込まれる事件。芝居のリハーサルと、同じアパートに住む彼女たちの生活が入り乱れて同時進行する2時間半の大作。惹き込まれたままの至福の時間です。

女優を目指す若い女性というのが、ブノワ・レジャンであり、イレーヌ・ジャコブであり、イネス・デ・メディロス。引っ越していった仲間の一人が事件に巻き込まれ、その証拠になる鍵を残していった。それを探しに敵か味方かわからない「謎の男」が近づいてきて。。というのは甘ったるい話なのですが、つやつやした画面(とくに夜や雨)とくっきりとした音(靴やドア)がたまりません。

「謎の男」がトマだったりするなど小細工もありつつ(ブランショの小説)、秩序よりも偶然を、お芝居よりも現実を、組織よりも個人を、先生よりも自主管理を、刑罰よりも逃走を、というのは明らかに67年を意識したテーマです。わかりやすい。

演劇のレベルと、演劇を学ぶ彼女たちのレベル、さらに、ところどころ挿入される、まったくストーリーに関係がない電車の映像のレベル。最後が「現実」ってことなのでしょう。うまいことできた映画です。ちなみに、「二人のベロニカ」以前のイレーヌは別人のように神経質な役柄ですが、「血」「骨」以前のイネスはあいかわらず「ポルトガル」的神秘さをもっていてすばらしい。

詳細評価

物語
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