……勝てる訳がないやい
- fg9***** さん
- 2017年6月2日 14時19分
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…リタ・ヘイワース、ジーン・ケリー共演の今から70年以上も前の1944年の作品だ。
レビュー数は未だ6件のみだ。
あまり人目に付かない作品なのだろう。
…あらすじは、解説の次のとおり。
『ナイトクラブで働く女性(リタ・ヘイワース)が、思い付きで応募したカバーガールのコンテストに優勝した。
彼女は次第に売れ始め、やがて、ブロードウェイに進出する。
だが、かつて働いていたナイトクラブの振付師の気持ちを知ったとき、彼女は全てを捨てて彼のもとに戻るのだった……。』
元来、ミュージカルものはあまり得手ではないオラッチとしては、「どんなもんかいのぉ~」と観始めたら、冒頭から場末のクラブの舞台で働くお嬢さん方が7~8人登場し、長い手脚も露わに歌ったり踊ったり、はたまたラインダンスもありで、ついついニヤニヤと見惚れてしまうのだった(カラー作品で映像もとても綺麗)。
ストーリーは、クラブで働くリタが雑誌のカバーガールに応募し、見事に射止め雑誌の表紙を飾ることになる。
その雑誌の表紙が全国で評判になり、リタが歌い踊るそのクラブは連日満員となる。
そんなある日、大劇場主が品定めに現れ一目でリタを気に入り、自分の劇場へ引き抜こうとする。
しかし、リタは現在働いているクラブのオーナーと恋仲で、気持ちは揺れに揺れるが、自分の夢を叶えるために大劇場主のもとに走り……成功し……やがて劇場主と結婚か……以下のストーリーは省略する。
さてさて、リタの作品は『ギルダ』ぐらいしか観たことがなかったが(『ギルダ』では妖婦的な役どころで、やはり長い手脚を武器に気怠い唄を歌っていたのが印象的)、今回の役どころは天真爛漫のお嬢さん役で、歌も踊りもタップダンスも本当に見事で見惚れまくりだった。
ダンスと言えば、やはり、ジーン・ケリーも凄かったな。
ガラスに映った自分自身とのペアダンスには呆気にとられてしまったワイ。
ミュージカル映画は苦手の筈だったが、太平洋戦争末期にこの作品とは凄い!!
こんな凄い国と戦争したって、勝てる訳がないやい。
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