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神風 (1986)

KAMIKAZE

監督
ディディエ・グルッセ
  • みたいムービー 2
  • みたログ 28

3.17 / 評価:12件

何故に神風?

  • neo_rasputin さん
  • 2013年6月6日 21時47分
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

昔から存在は知っていたが、なんちゃって日本を描いたカルト映画だと思い込み無視していた。廉価版DVDが発売されるのを機に内容を確認したところ、一種のSF映画だと分かり、早速、購入、鑑賞した。

20年以上も前の映画。いきなりリストラされた科学者(というより企業お抱えの研究者)が、(何故か)切れて、テレビ画面の人物に向かって撃つと、実際に銃弾の様なものに撃たれたが如く、その人物を殺せる機械を発明する。そして、それを使って、次々に女子アナなどを殺していくという作品。

何か荒唐無稽な内容に見えるが、電磁波というものを考えた場合、決して有りえない話ではないと思う。テレビ局からの映像が電波として発信され変換されブラウン管に映し出される。ブラウン管の映像も光という波と考えると、その逆を行うという事も可能な様な気がする。

映画の中の殺人兵器の発射シーンも結構リアルに見えた。座標軸を合わせて、細かい調整をコンピューターで行い発射する。撃たれた人物が殺される(破裂する)シーンはどことなく、スキャナーズを思わせる。

基本的には、この無差別殺人者を追う主人公の警察官の物語となっている。結構、面白いものではあった。

しかしながら、色々と難点もある。

まず、タイトルの”神風”。どうやら、この科学者を指している様だが、突然、登場する。又、どういう経緯か全く分からない。そもそも、日本の文化(?)が、どこでどう絡んでくるのかが理解できない。思いっきり何かを勘違いしている様に気がする。

又、物語の構成(背景)が大雑把過ぎて、唐突に趣向の異なるシーンになったり、展開になったりする。奇を狙ったのか否か読めないところ。

ラストの落ちも疑問。理解できない落ちではないけれども、短絡的過ぎて呆気に取られてしまった。恐らく、この点が大きく評価が分かれるところと考える(自分は肯定も否定もしないが、ただ残念。出来れば、ちょっとだけ捻りが欲しかった)。

その他にも突っ込みどころは満載。ただ、気になるか気にならないかは個人の問題だと思う。この辺りを受け入れられるか否かで楽しめるか否かが分かれる作品だろう。

因みに、幼い頃の”ロマーヌ・ボーランジェ”が主人公の警官の娘役として登場する。自分は比較的成長してからの彼女しか知らないので、最初、気が付かなかった。個人的にはちょっとしたサプライズだった。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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