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カラーパープル (1985)

THE COLOR PURPLE

監督
スティーヴン・スピルバーグ
  • みたいムービー 168
  • みたログ 1,359

3.81 / 評価:384件

真面目で重い

  • arl******** さん
  • 2019年6月24日 15時10分
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

真面目でヘビーな話なので貶したくはありませんが、ストーリー的には冗漫で特に褒めるようなところもありません。正直、長いだけでつまらなかったですね。いろいろ盛り込み過ぎなんじゃないのかなあ。
思い立って原作を読んでみました。無教養な文体で綴られた、神様への手紙(映画で言うとナレーションの部分)がメインです。迫害や虐待を受けてひどい目にあっている中にほんのりと笑いがあったりちょっとした皮肉があったりして、とても奥行きのある素晴らしい文学になっています。小説ではたどたどしい文体の中にセリーの細かい心の動きが表現されているんです(原語だともっと無教養っぽい文体なんですが和訳しきれません。英語の知識がある方はぜひ原文に当ってほしい)。この「ほんのり」「ちょっとした」がほとんど映像化できてないんですよね。読者はそこをきっかけに感情移入するんですが、この映画ではそれがしにくいので致命的です。努力は感じられます。W.ゴールドバーグ(逆境でも彼女の表情は絶望的になってしまわないので、その意味で適役でしたね;原作者アリス・ウォーカーが抜擢したそうです!)もその部分を出そうと苦心しているのが伺えますが、いかんせん2時間半では語りきれない。映画化には向かない小説だったと思います。
アリス・ウォーカーはこの映画に関して「スピルバーグ監督は私が盛り込んでほしかったことのほとんどをカットしてしまった。それについては不満であるが、ストーリー自体が骨太なので映画自体にはまあ価値がある」的なことをインタビューで答えてました。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 絶望的
  • 切ない
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