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火龍 (1987)

火龍: 愛新覺羅-溥儀的後半生/THE LAST EMPEROR: AI XIN JUE LUO-PU YI'S LATTER LIFE

監督
リー・ハンシャン
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3.91 / 評価:11件

近くて遠い歴史の勉強

  • 百兵映 さん
  • 2016年8月17日 13時56分
  • 閲覧数 669
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

 『ラストエンペラー』と併せて見た。あちらは清朝最後の皇帝の生涯を描いているのにたいして、こちら『火龍』は彼の後半生、というより晩年を描いている。

 あちらが1987年の、イタリア・中国・イギリス合作であるのに対して、こちらは1986年の、中国・香港の作。殆んど同時の作品。

 社会は中国共産党が支配し、文化革命まで進んでいる(それまでの皇帝は省略)。ひたすら自己否定・思想改造に励み、一市民に徹する。徳川最後の将軍がひたすら恭順の姿勢を示したのに似ている。元皇帝は新婦人と結婚して、ぎこちないけど微笑ましい市民生活を勤しむ。紅衛兵からは悪し様に扱われるが、党の本部がやんわり保護する。妻に看取られて、病院で死亡する。尿毒症、1967年、満61歳。

 ちょっとインテリ風で、どこか頼りない、けれども暖か味のある真面目な一市民、という印象を残す。特別の“悪”でもなく、共産党も穏便に対処した、ということだろうか。

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