河は呼んでいる
作品レビュー(2件)
- wat********
5.0点
全編に流れる音楽、単調で優しく長閑な風景にぴったりでした。風景の美しさとパスカル・オードレの美しさが強く印象に残っています。今でもギター演奏で主題歌を聞きますと、映画が思い出されます。
- syu********
5.0点
アルプスから流れるデュランス河のダム工事で湖底に沈む山村を舞台に、父親が補償金をもらって死亡した後、相続人となった清純な娘オルタンスを巡り、後見人になろうとする欲深い親戚連中や、息子の嫁にと欲する村人たちが巻き起こす寓話的なストーリーになっています。 1957年のフランス映画 「L'eau Vive」 の主題曲であることを知る人は、 もう少なくなったのかもしれません。 この映画は、 明るい農村風景が美しい南仏プロヴァンス地方を流れるデュランス河を舞台に、 ひとりの少女の心の成長を描いた佳作です。 主題曲の方は一般に「河は呼んでいる」というタイトルで知られていますが、映画の邦題は「河は呼んでる」となっていました。 主題曲はフォークソング風のシャンソンにアレンジされて、 シャンソン歌手でもある作曲者ギイ・ベアール( Guy Beart )自身のギター弾き語りで大ヒットし、 仏ディスク大賞に輝きました。 どちらかというと、 映画より主題曲の方が有名になった感があります。
スタッフ・キャスト
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