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眼下の敵 (1957)

THE ENEMY BELOW

監督
ディック・パウエル
  • みたいムービー 77
  • みたログ 459

4.24 / 評価:201件

☆眼下の敵☆

  • toy***** さん
  • 2008年6月30日 14時56分
  • 閲覧数 261
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

第二次大戦下の南大西洋を舞台に、アメリカ駆逐艦と、ドイツ潜水艦の息詰まる戦いを描いた戦争アクション。

ワン・シチュエーションの中であらん限りの技巧を尽くすシナリオと、徹底したゲーム感覚の展開も良く、双方の艦長が、互いを好敵手と見なす構図なども、定石ながら心憎い。

ロバート・ミッチャムと、クルト・ユルゲンスの対照的なキャラクターも際立っている。

この二人の男前ぶり。どんな状況に置かれても“心を乱す”ことなく、冷静に考えて行動を起こす。どんなにこちらが不利な状況にあっても、部下への心配りは忘れない!

もさっとしたロバート・ミッチャムが、容赦なく攻撃を指示する。(^_^.)
「おやじでもやるときはやるんだよ」オーラ。それに対し、攻撃に耐えながら、最善の対処をひたすら考える、貴族的な雰囲気を醸し出す、クルト・ユルゲンスの表情。(~_~)

二人とも全く違う方向の渋さを持ち合わせているのに、思考傾向は超健全。最近の戦争映画のような反戦思想やひねり、悲惨な描写はなく、ひたすらアメリカ駆逐艦とドイツUボートとの“虚虚実実”の駆け引きを描いている~☆

それだけに深刻にならず、両者の頭脳プレイを楽しんで観ることができる。(^^♪

駆逐艦艦長ロバート・ミッチャムの、飄々としたキャラもよいが、やはりUボート艦長クルト・ユルゲンスの、重厚な演技が何とも素晴らしい。。

双方の戦術や戦闘場面は、迫力満点だ!!

執拗な爆雷攻撃!1発の魚雷で形勢逆転!しかしまたここで最後の知恵くらべ^_^;

瀕死の重傷を負った仲間を、助けにもどるUボート艦長。燃え盛る艦上で、互いを認め敬礼し合う両艦長。もはや敵味方ではない。そこに投じられる1本のロープ・・・

艦長同士が、戦いながらお互いに“尊敬の念”を抱き始めるくだり、ロバート・ミッチャムが、クルト・ユルゲンスに、ロープを投げるシーンで、ラストに、クルト・ユルゲンスが、ロバート・ミッチャムに「君はまたロープを投げるさ!」と言うシーン等は、ジーンと込み上げてくるものがある。(-_-;)

戦争映画ながら、爽やかな感動を感じる“人間ドラマ”になっているところが、この映画の素晴らしいところだ!それと同時に、戦いが避けられない時、いかに戦うかは?人間性が問われる重要な課題であり、この映画は、その模範とも言うべき内容の濃い作品だと思える~♪

詳細評価

物語
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映像
音楽

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