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歓喜に向って (1950)

TILL GLADJE/TO JOY

監督
イングマール・ベルイマン
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3.50 / 評価:2件

音楽家夫婦の愛情ドラマ

  • URYU さん
  • 2009年11月20日 16時54分
  • 閲覧数 201
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

“歓喜”とは、単なる喜びではなく、苦悩や悲しみをも超越して得られる“人生への祝福”の事で、ベートーヴェンの「第九交響曲終章」を演奏する音楽家へ送られた言葉である。

主人公のスティーグ(スティーグ・オリーン)とその妻マッタ(マイ・ブリット・ニルソン)は交響楽団の楽員。ストーリーは、マッタが不慮の事故で命を落し、スティーグが彼女とのなれそめを回想するかたちで展開する。

自らは音楽の道を断って、育児や主婦業に専念するマッタ。スティーグが浮気している事を知って、一度は別居するが、お互いに相手が必要である事を実感してヨリを戻す。その矢先に事故死する彼女…。

ラストで演奏されるベートーヴェンの「第九」は、音楽家として生きるスティーグへの応援歌のようにも聞こえ、支えてくれた妻への賛美歌のようにも聞こえる。

この作品は、山あり谷ありの夫婦生活の機微を、愛情を持って描いており、ベルイマンには珍しい“愛妻物語”であった。

「野いちご」で印象的な主人公を演じたヴィクトル・シェーストレムが、主人公夫婦を支える楽団の指揮者の役で出演。

マッタ役のマイ・ブリット・ニルソンは、「夏の遊び」「シークレット・オブ・ウーマン」にも出ているが、芯の一本通った気持ちの良い役を可憐に演じていて美しい。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

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  • ロマンチック
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