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レ・ミゼラブル (1995)

LES MISERABLES

監督
クロード・ルルーシュ
  • みたいムービー 20
  • みたログ 88

3.68 / 評価:25件

『愛と哀しみのボレロ』と比べてしまうと..

  • yuki さん
  • 2017年11月30日 15時08分
  • 閲覧数 317
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    • 総合評価
    • ★★★★★

原作は未読だったので、ルルーシュの本作で勉強しようと思っていたが、ユゴーの原作を下地にした本作の物語に、ユゴーの原作が登場する、かなり構造的な作りで、あくまで原作を知ってるひとがその翻案を楽しむ作品といった印象。

序盤は原作の物語がときどき挿入されるが、むしろ余計に読者を混乱させているように思えた。それに原作の部分は次第にフェードアウトしてゆくので、ムリにユゴーの原作を登場させる意味があったのかちょっと疑問だ。それでも有名な銀食器の部分は映像のちからがある。ジャン=ポール・ベルモンド演じる ジャン・ヴァルジャンの演技は印象に残る。

第二次世界大戦を舞台に、ナチスに迫害されるユダヤ一家を描いたルルーシュの翻案の完成度は高い。示唆的で興味深い設定は多いし、一家を襲う不条理な運命には引き込まれる。一方で、原作を下地にしたストーリーなんだろうけれども、それを現代劇に翻訳した結果、この映画のストーリー展開には全く不要でかつムリのあるシーンが幾つか生まれてしまっているなど、翻案ならではの瑕疵を感じた。
それに第二次大戦を描くなら、すでにルルーシュは大傑作『愛と哀しみのボレロ』があるし、どうしてもそっちのスペクタルと比較してしまう。比べてしまうとドラマも映像も安く感じてしまう。同じ瞬間をリメイクしたシーンもあるし、なにも自作と真向勝負しなくてもと思った。

詳細評価

物語
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