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鯨の中のジョナ (1993)

JONA CHE VISSE NELLA BELANA/JONAH WHO LIVED IN THE WHALE

監督
ロベルト・ファエンツァ
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4.09 / 評価:11件

子供は子供でいいのだ!

  • 風森湛 さん
  • 2010年11月12日 11時02分
  • 閲覧数 557
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

ホロコーストの物語であること以外、何の予備知識も持たず観賞しラストで実話だと知った。オランダ出身の物理学者ヨナ・オーバースキー氏の子供時代の体験である。旧約聖書の登場人物ヨナ(大きな魚にのまれた人)と氏のファーストネームを引っ掛けたタイトルだが、聖書のヨナが鯨の腹で過ごさねばならなかったのは自業自得なので、ユダヤ人収容所での生活にたとえられない気がするのだけど?ともかく、これは賢く逞しい者のサバイバルでなく、弱く小さい者が幸運にも生き残れたお話。幼いヨナは大変な事態だからと聞き分けがいいのでもなく母を煩わせる、大きな子供達にそそのかされると考えもせず言いなりになる、重大な連絡をしなければならないのにきちんと出来ない。だけどそれが子供なのだ。可哀想だよね。ある日突然ナチスに土足で踏み込まれ、両親との暮らしを壊されたのだから。ゲットー内でみんな辛いから我慢しろなんて、幼児が容易に理解できるわけない。そういった描写に作り事で無いリアルさがひしひしと伝わった。ヨナは生き延びたが、癒されない傷を心に負ったこともきちんと描かれていた。父の幻影に抱きつくシーンには号泣します!彼が立派に成人し学者としての人生を歩んでいることにホッとできた。

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