よく娘さんぐれなかったね
- cafe_watsonia さん
- 2009年3月18日 12時09分
- 閲覧数 688
- 役立ち度 7
- 総合評価
仕事柄、不幸な子供たちを見てきたマーガレット。
イザヤにとてもとても深い愛情を与えて育てます。
だからカイラが自分が本当の母親なのにと、すぐにでもイザヤを
取り戻したい姿をみて正直イラッとし、虫が良すぎるじゃないか
とさえ思いました。
一瞬の快楽のために、自分の子供をゴミ置き場に捨てたのにって。
でも物語が進むにつれて、カイラがとても後悔し苦しんでいるのが
分かってきます。
マーガレットの、なぜ今さらイザヤを返さなければならないのかと
いう気持ちも痛いほど分かって、見ていて辛かったですね。
涙が出ました。
人種問題も絡んで、この物語はどこに着地点を見つけるのだろかと
思いましたが、ラストには満足しています。
ただ、他の方も書かれていましたがマーガレットがあまりにも
イザヤにかかりきりで、実の娘をおざなりにしていた感はありました。
難しい年頃になりつつある娘が、それでもぐれもせず、イザヤを愛した。
考えさせられる映画でしたが、私にとっては見て良かった映画でした。
P.S.イザヤを演じた子役の子がとっても可愛かったです。
詳細評価
イメージワード
- 泣ける
- 切ない
このレビューは役に立ちましたか?