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人生の乞食 (1928)

BEGGARS OF LIFE

監督
ウィリアム・A・ウェルマン
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3.50 / 評価:4件

これが噂に聞いた愛って奴か…

  • bakeneko さん
  • 2017年5月17日 21時03分
  • 閲覧数 462
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

自分自身が放浪生活者だったジム・トゥリーの自伝的小説:Beggars of Life(放浪人生)の映画化作品で、主人公達の会話の一部&主題歌がパートトーキーとなっています。

1910年代のアメリカ中西部で、虐待に耐えかねて養父を殺害した娘:ルイーズ・ブルックス&偶然通り掛った青年:リチャード・アーレンの蒸気機関車の只乗りを引き継いでゆくカナダへの逃避行が、列車に乗り合わせたhobo(ホーボー)と呼ばれる季節労働者の風来坊達との出会いと交流の中に描かれてゆきます。

「Miss Nobody」、「Wild Boys of the Road」、「北国の帝王」、「二十日鼠と人間」、「ウディー・ガスリー わが心のふるさと」などで描かれた貨物列車便乗の旅が、のんびりした時代色と豊かな人情を反映していて、粗暴だけれど気の良いホーボー連中のキャラクターも、開拓時代の素朴さを残していることが描かれます。

列車への飛び乗りと飛び降り、貨車上の移動、そして貨車の切り離し…と様々なアクションも取り入れて、追手である警察との追いかけっこもサスペンスフルな見せ場となっている作品で、“どの辺りの速度からは飛び降りると怪我をするか?”―も映画を観ていると判ってきます(いつか役に立つかも!)。

“ワカメちゃんカットのハリウッドのミューズ”である、ルイーズ・ブルックスは男装とドレスアップ姿の両方を魅せてくれますし、ジャイアンの様な“乱暴だけれど根は善良”なホーボー:オクラホマレッドをウオーレス・ビアリーが生き生きと演じています。

若者カップル逃避行と流れ者達との邂逅を人情味たっぷりに描いた名作で、「怒りの葡萄」で描かれた様に、大恐慌(1929年)以前からアメリカの中西部の不況が深刻だったことも判りますよ!

ねたばれ?
両方の男を唆して争わせる女の恐さは「羅生門」の原型かな?

詳細評価

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