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ガンファイターの最後

ガンファイターの最後

DEATH OF A GUNFIGHTER

100

一人旅

4.0

発掘良品を観る #602

TSUTAYA発掘良品よりレンタル。 ロバート・トッテン&ドン・シーゲル監督作。 アメリカの作家:ルイス・B・パットンの「Death of a Gunfighter」の映画化で、リチャード・ウィドマークが四面楚歌となっていく保安官を演じます。 昔気質の保守的な保安官が、彼のやり方に反発する町の有力者らによって徐々に追い詰められていくという異色の西部劇で、鉄道が開通し産業が発展した時代において、旧い価値観のもと町の平和を守り抜いてきた保安官と彼を“用無し”とばかりに排除しようとする町の住民との対立のゆくえを描いて、西部開拓時代の終焉と人間のエゴを悲劇的に浮かび上がらせています。 悪役のイメージが強いリチャード・ウィドマークが不当な扱いを受ける老保安官をゆだるような暑さの中に妙演していて、その顔貌は時々ゲイリー・オールドマンに見えることがあります。 蛇足) クレジット上の監督はアラン・スミシー名義ですが、これは撮影中に主演のウィドマークと監督のロバート・トッテンが対立し、途中から監督がドン・シーゲルに代わったためで、両者ともクレジットに名前が表記されることを拒否したため、架空の名前である“アラン・スミシー”が使われました。

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