キートン西部成金
作品レビュー(2件)
- kih********
4.0点
大量の牛が街の中を疾走する。まさか。誰も制御できない。それを、キートンの怪我の功名で、整然と集荷場?に収めてしまう。まさか。 まさか、と思うのは西部の『成金』とて同じ。この功労に褒賞を出すという。キートンは成金氏の娘が欲しいと言う。なんと、成金がひしめく『西部』にあって、キートンが気持ちを通わすことが出来るのは、牛と娘だけだったのだ。――というハッピーエンド。 それにしても ―― ドタバタ喜劇と分かってはいるのだけど、一体どうしてこのような撮影ができるのだろう。撮影手腕に唸らされる。特撮やCGのない映画黎明期だから、すべてが実写だろう。牛の大群が街の中を走る?! 食肉用の動物が街中を動き回るのは、邦画『豚と軍艦』でも見ている。これにも、異様な光景に圧倒された。でも、街が違う。時代も場所も違うが、どうやら豚が意味することと牛が意味することには共通するものがありそう。そして、成金の羽振り良さ。 やっちゃえ、貧乏人。牛でも娘でも、くれるというものは遠慮なく貰っちゃえ、分捕っちゃえ。(お互いの幸せのために、ね。)
- bakeneko
5.0点
ネタバレ西洋の悪魔は赤い!
このレビューにはネタバレが含まれています。
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