作品レビュー(3件)
- a24********
5.0点
ネタバレSF入りドタバタ恋愛喜劇
このレビューにはネタバレが含まれています。 - oce********
4.0点
スケアクロウとは案山子のことであり、劇中でもキートンが案山子に扮して笑わせてくれるシーンがある。 痩せでチビの男と、デブでのっぽの男。 共同生活をする二人が憧れるのは農家の娘。 恋敵を巡って二人は競おうとする。 食事シーンの見事なセットや、犬との追っかけっこ。 そしてキートンの体を張ったパフォーマンスが、20分という短い時間にしっかりと詰め込まれており楽しめる。
- pin********
4.0点
恋人を取り合う二人の男。 一人はキートン。 もう一人は太っちょ君。 なぜか二人は共同生活。 冒頭は、キートンのその虫歯を引っこ抜くギャグ。 虫歯に糸をつけて引っ張るという古典的なギャグで、僕たちが子供のころに漫画やテレビのコントで散々見てきたもの、起源はこんなところだったのでしょうか。 いや、もしかしたら、もっと昔から、キートンが舞台に立っていたころからの古典ネタなのかもしれませんね。 続いて男二人の食事風景が出てきますが、天井からぶら下がった調味料やら、テーブルにくっついた食器やらが愉快です。 キートンの映画ではこうした「とんでも」アイデアがよく登場するような気がします。 さて、二人の男の恋の鞘当ですが、例によってドタバタを見せるばかりで、もともとの設定なんてどこ吹く風。 しかし、キートンの動きにはうならされます。 チャップリンの喜劇を見たときも、その運動神経のよさに驚きましたが、キートンときたら上海雑技団顔負けです。 犬に追いかけられたり、脱穀機にかけられたり。 「案山子」という題名の割には肝心の案山子はいつまでたっても出てきません。 前半の珍発明の部分と後半のアクロバティックなドタバタとのつながりがやや希薄な感じですが、これもまた、ひたすらギャグを楽しむ一作でしょうか。
スタッフ・キャスト
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