映像美はすごいけど…
- オーウェン さん
- 2017年6月8日 21時11分
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ウォン・カーウァイがそれまでの作風とは打って変わって、武侠映画に挑戦というのが前もっての文句。
しかしカーウァイが描きたかったのは武侠ではなく、剣に携わる者たちのドラマであった。
期待と違うものを見せられたという感覚がついて回るこの映画だが、映像美は流石の一言。
相当こだわりがあって何度も撮影延期したのは納得できる、砂丘の映像なども見事なもの。
レスリー・チャンをはじめ男優女優とも豪華な限りだが、それも剣劇を披露するのはほんの僅か。
これを贅沢とするか無駄遣いとするか。
後発の武侠映画「グランドマスター」は見れる代物だが、見方を間違えないで選ぶ作品といえる。
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