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キートンの大列車追跡 (1926)

THE GENERAL

監督
バスター・キートン
クライド・ブラックマン
  • みたいムービー 16
  • みたログ 146

4.00 / 評価:52件

将軍の鬼ごっこ。面白うてやがて哀しき…。

  • 百兵映 さん
  • 2018年4月5日 21時47分
  • 閲覧数 261
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

 『将軍』(原題:The General)というから、キートンが将軍になるのか(チャップリンは自ら『独裁者』The Great Dictatorを演じた)と思ったら、彼が愛してやまない蒸気機関車の愛称だった。これも彼一流のおとぼけユーモアなのだろう。

 しかし、この辺がキートンとチャップリンとの違いかな、などと思う。社会(悪)をどこまで風刺できるか。どちらがいいかとは単純には言えまいが、ま、将軍と独裁者の違いということにしておこう。

 本作はキートンの無声映画の最終版ということらしい。それにしては、音楽が突出していいのだが、どうやらこれは復刻版に際してアフレコにしたものらしい。音楽も楽しめるのでそのまま再生して構わないが、無声映画を楽しみたい場合には、音楽はOFFにした方が良さそう。ちょっと違和感がある。

 体を張って、というのが彼を評価する場合の定型句のようなものだが、本作でもそれは健在。どこまで本当かと思う程、危ないスタントプレーをやる。そしてこれまたどこまで本当かというのが、森の渓谷での機関車の転落事故。この橋、迫力、『戦場に架ける橋』に負けていないのだ。昔の、白黒・無声映画だから余計に迫力がある。

 何らかのメッセージ性というものはない。ストーリーも機関車の鬼ごっこ・行き返りというだけ。面白うて、やがて哀しき……という感じ。そう、キートンの身体表現能力と顔の表現能力(無表情)のアンバランスがそう思わせる。

 キートン映画が気になって、これが4本目の鑑賞になったが、どうしようかな、あと1~2本観ようか、それともここでお別れしようか。

詳細評価

物語
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音楽

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