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スイング (1937)

SWING HIGH, SWING LOW

監督
ミッチェル・ライゼン
  • みたいムービー 1
  • みたログ 6

3.33 / 評価:3件

歌は苦手なのね

  • bakeneko さん
  • 2011年5月6日 0時14分
  • 閲覧数 226
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

J・M・ウォッタースとA・ホプキンスが合作した戯曲をのV・V・アップとオスカー・ハマースタイン2世が脚色した舞台の映画化で、
キャロル・ロンバードとフレッド・マクマレイ主演の辛口の芸人ドラマとなっています。

本作には後に有名になる映画人が散見できます。
「ハリケーン」と同年出演である23歳のドロシー・ラムーア(彼女の歌が本作の一番の”聴きどころ”であります)
同じく映画デビュー直後のアンソニー・クイン(まだ英語は苦手だったのか台詞はスペイン語)
そして音楽には映画音楽に本腰を入れ始めたヴィクター・ヤングの名前も見つけることが出来ます。
唯、コメデイで人気があったキャロル・ロンバード主演で、多くの明快ミュージカル音楽の関係者が集まっている本作ですが、決してミュージカルでも軽やかな喜劇でもありません。
本作はトランペットの名人を中心にした”芸道もの”で、芸術派&破滅型の主人公とそれを支えるヒロインの”邂逅→売り出し→転落→再起への奮闘...”をシリアスに描いています。
また、アメリカが開発を主導して完成したパナマ運河の景観や、ステージやラジオが中心の当時の音楽活動などが興味深く紹介されます。
で、肝心のキャロル・ロンバードの歌声ですが、劇中でも”あんまり上手じゃない”と言われています(まあ音程は狂っていないのですが、プロの歌手とは...)。
もちろん、「マンマ・ミーア」のピアース・ ブロスナンや、日活アイドル映画時代の和泉雅子の様な”ジャイアン級の破壊的歌声”ではありませんので、鑑賞の妨げにはなりませんが、劇中の音楽カップルの売れ行きには少なからず不安を覚えることも確かであります。
音楽的才能にシビアな時代でしたので、本作以降キャロル・ロンバートが本格的に歌う映画はありませんでした、その意味でも珍しい作品となった映画であります。

少し辛口で、音楽シーンも思ったほど多くないのですが、主役の魅力と人間ドラマの本格さで重みのある物語となっている作品であります。





ねたばれ?
誤解を解いていなくても許してくれるのね(何て寛大なんだ!)

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