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ハイリスク (1995)

鼠膽龍威/HIGH RISK

監督
バリー・ウォン
  • みたいムービー 5
  • みたログ 88

3.42 / 評価:19件

ジェット・リー版ダイ・ハードで燃えろ!

  • すみちん さん
  • 2011年3月10日 23時19分
  • 閲覧数 2259
  • 役立ち度 11
    • 総合評価
    • ★★★★★

昨年からのんびり綴っています。
ジェット・リー出演作レビュー。
11本目は「ハイリスク」(’95)。

前回紹介した「新・少林寺伝説」(’94)でも組んだ
バリー・ウォン監督再び。
相変わらず香港のパクり…いやパロディ王バリー監督の
手腕が光る一本となりました。


そうそう、ビルにテロリストが立て篭もってね…

訳アリで、元特殊部隊隊員と警察に名乗り出ることができず、
孤独にテロリストと戦う主人公…

テロリストは自分たちの目的の目くらましに
刑務所にいる同輩を解放しろと言ってきた。

…って「ダイ・ハード」じゃないかー!



でも、別にそれを隠す気も何もないところが
まさにバリー・ウォン流。

私はこれ、むか~しビデオで観たんですが、
ジャケットにちゃんと
「これが香港が燃えた「ダイ・ハード」だ!」って
書いてありました。ここまで堂々と言われると
「はい、そうですか」としか答えられない(苦笑


この作品もまだ「リンチェイ」名義なので、ジェットではなく
「リンチェイ」で書かせて頂きます。


★★★★★



今回、久々にDVDで見直しましたが、やっぱりバカらしくて面白い!
いやー、本当にひwwwどwwwいwww

私は長年のリンチェイファンだし、バリー監督の作品も何本か観ているので、
耐えられる(!)のですが、これ、ファン以外が観たら100分耐えられるのか疑問です(笑


一応、リンチェイがクレジットのトップではありますが、
ジャッキー・チュン(「チェン」じゃないよ)とのW主演みたいもの。

妻子をテロリストに殺された特殊部隊隊員リー(リンチェイ)が、
その後、そのショックからか、恨みをはらすためか、姿を消してしまい、
なぜかカンフー映画スター・フランキー(チュン)の
スタントマンをやっているという設定。

このジャッキー・チュン演じるフランキーが、この作品の道化役。
終盤のテロリストとの対決時には、なぜか敵から
ブルース・リーの黄色のトラックスーツ渡され、着るように命令されていました。

敵(ビリー・チョウがあんな風貌に!…と驚きました)は更にヌンチャクも
フランキーに渡し、「これを持つと雰囲気が出るぞ」とかぬかしてるし。
しかも、このヌンチャクは「店で一割引きだったんだ!」そうで。
セール品かよ!(笑


フランキーは「アクションは自分ですべてやっています」と豪語する
映画スターという設定なのですが、
実はこれ、”ジャッキー・チェンをパロディ化した人物”。

フランキーのパパやマネージャーが出てきますが、
それがジャッキーの実パパ、実マネージャーのパロディで、
見た目もそっくり…!!しかも、マネージャー…おねえ言葉だし…。
当時、これを見たジャッキーのマネージャーさんが大激怒したとか。

すっ、すごいぞバリー、あなたのやってること自体が「ハイリスク」じゃないか!(爆




肝心なリンチェイはというと、ひたすらクール。
フランキーのギャグパートとは別に、アクションに徹しています。
ただ、カンフーではなく、この作品ではどちらかというとガンアクションばかりなので
リンチェイの武術が観たい方にとっては不満が残るでしょう。

でも、「バリー、すごい!!」と思ったのは、そんなガンアクションが多い中、
棒術に見立てたアクションをちゃんと入れているところ。
リンチェイがホテル内の照明がぶら下がっている棒をブンブン振り回していますが、
これ、よくよく見ると、棒術じゃないですか。
しかも、折れてトンファーみたいになってるし!


また、90年代に観た時は、あまりおかしいとも思いませんでしたが、
白Tシャツを吉○栄○の如くズボンにINして、白いジャケットで決めるリンチェイ。
変なヅラ姿も拝めますが…やっぱりかっこいいです♪(笑

ちょっとしたロマンス展開は、お相手もチンミーさんだし、毒吸い出すしで
まるで「新・少林寺伝説」と同じ。
バリー、ネタを使いまわすなよ!

そして、ダイ・ハードでは「第九」が流れましたが、
こちらは同じベートーヴェンでも「交響曲第五番」が流れました。
ちょwwwバリー…


★★★★★



不思議なテンポで展開するこの作品。
でも、銃撃戦、爆発、カーアクション、ヘリまで登場と迫力は凄まじく、見応え充分!
この点はだけはお薦めできる!

そして、香港版のタイトルも面白い。
ダイ・ハードは「虎胆龍威」(なんか虎の肝っ玉みたいな意味らしい)。
こちらは「鼠胆龍威」。
え?!ネズミ…そりゃ小さなリンチェイのことですか…?
しかも、1文字しか違わないあたり…

リンチェイうんぬん以上にバリー監督の大胆さに笑ってしまう1本でした。



さて、お次は「香港版ボディーガード」(笑)と名高い
「ターゲットブルー」を紹介予定です。リンチェイもよくやるもんだ(笑

詳細評価

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