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太陽と月に背いて

太陽と月に背いて

TOTAL ECLIPSE

112

(*´ー`*)

3.0

ネタバレ映画の雰囲気が好き

・物語 具体的な制作活動や詩作品については特に出てこなかった。人物の雰囲気を描いていた。 物語のテンポ感を、もう少し遅く、重みや落ち着きをもたせると、登場人物たちの繊細さや衝動がより引き立つと思った。 構成が素敵で、全体を見渡したときのシーンの関連やコントラストが美しい。 ・配役 男性主役2人は、沈黙しているときの表情や視線が繊細。カメラワークやライティングが彼らの表現を助けている。 ヴェルレーヌの妻のマチルダは、現実的な雰囲気と、神秘的な雰囲気を両方持っている。 ・演出、映像 セピアな色調の映画の中で、 アブサンの色と、ランボーの割った陶器の犬の人形の緑色が印象的。 ヴェルレーヌの吐く煙草の煙越しにランボーを映しているシーンでは、 煙の陰影により、俳優の演技に微妙なニュアンスが加わっていた。 ・音楽 高揚感があった。自分にとっては少し印象が強すぎたようで、曲が終わったあとも脳内をぐるぐるしている………

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