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太陽と月に背いて

太陽と月に背いて

TOTAL ECLIPSE

112

big********

5.0

レオ様が美しすぎる、うますぎる

レオ様はやっぱりレオ様だあ〜!! 「ギルバート・グレイプ」で注目したけど、こんな役できるとは、単なる綺麗なアイドルではないことの証明。 いわゆるアイドルとして見てる人は、「ロミオ&ジュリエット」とか「タイタニック」でも見てなさい! でも、それがレオ様の全てじゃない。この映画を見れば分かる。 監督としては、ランボウとヴェルレーヌ、そして彼の妻との複雑な愛憎関係を描きたかったんだろうな。だから、彼らが詩人とは言え、彼らがどういう詩を書いてたかは具体的には出てこないんだけど。 でも、ランボウは最後の方で「詩で世界を変えられると思ってたけど、それは無理だとわかった」みたいなセリフがあって、それが多分ヴェルレーヌや他の詩人と違うんだと思う。 ランボウは、詩によって社会が変えられないと分かるとパッと詩を書くことを辞めてしまうから。それは、ヴェルレーヌとの決別でもあっただろうし。 ヴェルレーヌが本気で魂でランボウを愛してたら、詩を書くことを続けてたかもしれない。 相手役のヴェルレーヌを演じたデビット・シュールは、肉欲に惑わされる優柔不断な情けない詩人をうまく演じてた。さすがです。地味な映画で地味な役を演じてるから目立たない役者だけど、いい役者ですよ。自分の役を的確に摑んで演じるから、この映画の彼を見ると、嫌がる人多いよね、きっと。でも、彼はそれを喜ぶようなタイプの役者だと思う。見てる人を上手く騙せたぞって。彼が受け手で、若いレオ様も思いっきり演じれたのではないかな。随分禿げてたんだけど、実際のヴェルレーヌの写真もそうだった。納得。 そして、若い妻役は、私の大好きな映画「ミナ」のロマーヌ・ボーランシュ。若くて、お金持ちのお嬢さんで、多分ヴェルレーヌの詩を愛してたんだろうな。だから、必死で彼を繋ぎとめようとして。配役は、私としては最高です!

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