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フェティッシュ (1996)

CURDLED

監督
レブ・ブラドック
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  • みたログ 386

3.72 / 評価:96件

クレイジー女の探究心

以前テレビで殺人現場専門の清掃会社が特集されていたのを見たことがある。

血痕が残る現場は…強烈だった。
世の中にはいろんな仕事があるんだな、
この仕事だけは絶対やりたくねえや、と顔をしかめた。


ガブリエラは幼少の頃、殺人事件を目撃した。
そのことがきっかけで彼女は殺人マニアになる。
事件の新聞記事をスクラップブックに貼ったり、
床にテープを貼り、死体の位置を示すアウトラインを再現したりする。
どのように逃げ、どのように殺されたか?
彼女は事件をあれこれ想像する変態女。
クレイジーですよ。

世の中にはいろんなマニアがいますから、殺人マニアもいるだろうな。
推理小説が好きな人ってトリックや犯人探しを楽しみ、
ホラーやサスペンス映画が好きな人って、恐怖や事件の謎を楽しむでしょ。
興味の対象が全然違いますが、ある意味「殺人マニア」とも言える。
ガブリエラとは遠く離れているが、交わる可能性がある距離だと思うんです。

趣味の対象を何に向けるか?
読書や映画鑑賞に向かい、そこに留まって落ち着く大半の人はラッキーなんです。
「正常」と「異常」の臨界点を超えちゃった人は悲惨ですよ。

ガブリエラは殺人事件現場の清掃会社に就職。
連続殺人事件の現場を志願する。そこで重要な証拠を発見するガブリエラ。
犯人は証拠の隠蔽をはかろうとし、二人は現場で出会ってしまう。

デート中突然、事件現場に男を連れていく女は異常だが、
ついていき中に入る男はバカですよ。

ガブリエラの探究心はいつ消えるのか?

「首は何かをしゃべる」
それが分かるまで彼女は止まらないんだろう。

包丁を握り想像する彼女の再現ダンスは…引きました。
そもそもオープニングから惨劇をユーモアに描いちゃってるから、
このブラックジョークに呆れながらも付き合うしかない。

なんてたって見所は、二人の異常な会話なんです。
目の前に犯人がいる危機感や恐怖より、
事件への好奇心が強いガブリエラ。
自分を理解してくれる女に喜びを感じる犯人。
二人の変態再現劇である。

彼女の手から犯人へと移る包丁。
「お前が醤油持ってたのか、ちょっと貸して」
「あ、うん」
そんな感じで、あっさり犯人に包丁を渡しやがった。

わりと、あっさりしたラスト。
エンドロール後にあった映像…
ああ…お前はクレイジーだよ。

ニュースで銀行ギャング二人がテレビに映し出された映像なんだけど、
タラの隣の男が、ジョージ・クルーニーにすごく似ている…。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 不気味
  • 恐怖
  • コミカル
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