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最後の晩餐/平和主義者の連続殺人 (1995)

THE LAST SUPPER

監督
ステイシー・タイトル
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3.61 / 評価:23件

右にせよ左にせよ過激な思想は…

  • 一人旅 さん
  • 2019年5月3日 18時27分
  • 閲覧数 173
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

ステイシー・タイトル監督作。

保守的思想を持つ人物を次々殺めていく大学院生達が辿る末路を描いたコメディ。

前年に『マスク』(94)でブレイクした直後のキャメロン・ディアスが出演している異色の密室コメディで、共同生活している自称リベラリストの大学院生・男女5人が、保守的な思想を持つ人物を夕食の席に招いては毒を盛ったワインで次々に殺していく様子を描いています。

「子ども時代のヒトラーなら殺すべきだ」―という理論のもと、人種差別者の元兵士、同性愛者を毛嫌いする牧師、中絶反対派の女性活動家、女性蔑視者―と保守的思想の持ち主を見境なく殺していく5人。自分たちはあくまで正義のために殺しているつもりですが、文学に疎いだけの女性まで毒殺してしまうなど彼らの行動は次第にエスカレートしていきます。平和を愛するリベラリストを自称する彼らこそが、気に喰わない人間を抹殺していく危険思想の持ち主に成り下がっていくという皮肉がブラックな笑いを生む作品となっています。

右(保守)にせよ左(リベラル)にせよ、過激な思想は誤った結果をもたらすリスクを孕んでいる事実をユーモアを交えて浮き彫りにした異色のコメディ。現代のイスラム過激派の独善的な正義&テロリズムに置き換えて考えることもできます。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 不思議
  • 不気味
  • コミカル
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