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ある貴婦人の肖像 (1996)

THE PORTRAIT OF A LADY

監督
ジェーン・カンピオン
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3.85 / 評価:171件

女性が主体的に生きられない時代

  • 文字読み さん
  • 2012年7月16日 23時43分
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  • 役立ち度 6
    • 総合評価
    • ★★★★★

1996年。ジェーン・カンピオン監督。ヘンリー・ジェイムズの初期の傑作を映画化。女性が主体的には生きられなかった時代に苦しみながら人生を味わっていく若い女性(ニコール・キッドマン)の話。実直な青年も金持ちの貴族も「いやだ」と拒絶する主人公が、自分で選んだ趣味のある結婚相手の男だったが、実は大人たちの策略に乗っていただけだった。
「実直」であることや「金持ち」であることが要素として比較可能であり、相対的に有利な結婚をするのが当然だという風潮に対して「NO!」をつきるける主人公は、「趣味」に相対性の乗り越えを賭けるけれど、最悪の策略を見抜けない。素直で理知的なだけに、失敗しても結婚制度をやすやすと裏切るほど大胆にはなれない。この苦しみ。

小説とは異なって主人公の才気煥発な描写が少なく、ただの美しく若い娘のようで残念。たしかにキッドマンの白い肌は、結婚後の苦しみで病的に輝いて美しいけれど。

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物語
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