エキゾチカ

EXOTICA

104
エキゾチカ
3.4

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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

解説:allcinema(外部リンク)

作品レビュー(5件)

セクシー20.0%不思議20.0%切ない20.0%悲しい10.0%不気味10.0%

  • 一人旅

    4.0

    愛と魅惑の「エキゾチカ」

    アトム・エゴヤン監督作。 ナイトクラブ「エキゾチカ」の人気ダンサー、クリスティーナを巡る人間ドラマ。 カナダを代表する映画監督の一人、アトム・エゴヤンによる人間ドラマの佳作。群像劇と言うほどではないが、4人の登場人物(ダンサーのクリスティーナ、税務官のフランシス、クラブDJのエリック、鳥獣密輸販売者のトーマス)の愛と憎しみ、過去と現在が複雑に絡み合っていくさまはお見事。 基本的には、ナイトクラブの人気ダンサーであるクリスティーナを巡って、2人の男(DJのエリックと税務官のフランシス)が対立するというお話で、男の見苦しい嫉妬心や怒り、憎しみ、愛、優しさ、悲しみ、癒し...とさまざまな感情が渦巻いていく。それにくわえ、時系列の異なる意味の不明なショットを意図的に挟み込んでおり、そうしたストーリー上無意味な場面が持つ本当の意味を後半一気に明らかにさせていく、一部ミステリータッチの作劇。最後にすべての点と点が線となって収束していくさまは圧巻。女を巡る表面上の愛憎劇に終始せず、その背景(きっかけ)に迫るつくりであり、登場人物それぞれの過去と現在が綺麗に合致していき、最終的に過去の悲劇に縛り付けられた一人の人間の重層的な人生ドラマが浮かび上がる。 ジャングルをモチーフにした「エキゾチカ」の妖しげな雰囲気も秀逸だし、何より、クリスティーナを演じたミア・カーシュナーのエロティックな演技に魅了されること間違いなし。ハイスクールの制服姿で登場し、舞台上でくねくねセクシーダンスを披露する(ただし、ダンスのレベルは小学生!)。お色気カットも満載。客の前でネクタイを外したかと思えば、ブラウスを脱いでバストを露わにするという大胆さ。だが、客は目の前で誘惑してくるクリスティーナに一切触れてはいけない。それが「エキゾチカ」の絶対的ルール。完全なる生殺し。 そんな客にとっては我慢&我慢の状況下で、 「緊張しないで。2人で楽しみましょう。」 って、小娘にこんなこと言われる大の大人ってのも何だか哀しい。 とまあ、出演時19歳(!)のミア・カーシュナーが魅せる大人顔負けの妖演が一級品なのです。それにしても、たったの“5ドル”であんなことしてくれるなんて...良心的なお店だなあ。

  • oce********

    3.0

    スッキリはさせてくれないか

    アトム・エゴヤンの2作目だが、この監督は元来納得させるような終わり方をする作品が少ない。 故に明確な完結はないと思っていた。 オムニバスのように登場人物が多く、微妙な関わりを持った者が多い。 だからなぜこうなったかや、なぜこんな行動をとったかなどがラスト近くで明かされる作品。 でもそれでスッキリするかといわれると難しく、2度見するぐらいでないと理解は出来そうにない。

  • gar********

    5.0

    スイートヒアアフターに繋がるのかな

    良かった。ストリップバーが中心の退廃的な雰囲気が漂うが本質的には非常に暖かい。 最終的に「おお」という肩透かしを食らわされるような(というより自分が読めきれなかった(恥))展開だが、自分も非常に救われた気持ちになりました。 劇中の癒やし(クリスティーナの踊り、トレイシーの子守のフリ)はむしろ「頓服薬」、彼の痛みそのものを本質的に治療できるわけではなく、一時的な作用しかない。 フランシスの事情を知る人達は彼の辛さを知りつつ癒やしの演技に付き合ってはいるが、彼自身がどこかで「踏ん切り」をつけるまでは本当の癒やしなぞ訪れないことは理解している。だからこそ段々にその「演技」が煩わしく重く感じる。 エリックもフランシスの辛さは解っているが、クリスティーナへの愛(未練?)で苛ついてしまう。 最終的にはフランシスは本当に癒やしを感じた、劇中の言葉で言えば「荷物」の重さを感じなくなった。 実際それで過去は変わるわけではない。荷物も全部おろせた訳ではなく、半分くらいは下ろせたという所だろうか。 つらい過去の経験から逃れられない。「なぜ生きなきゃいけないんだ」という悲壮感、悲観に心が覆われている状態から少し開放された瞬間。 それだけでも心に暖かさが戻り、前向きに生きられる気がする。 今作は娘と妻を亡くした男性だったが、エゴヤン監督のその後の作品スイートヒアアフターは若い女性。テーマは同じだと思います。 ちょっと時間軸が前後してわかりづらい箇所も有るかもしれませんが、鑑賞後は心が洗われる気持ちになるのではないでしょうか(勿論人によりますが) ちなみにエロでもサイコ・サスペンスでもないと思います(笑)

  • ara********

    4.0

    ネタバレエキゾチカ

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • tep********

    1.0

    エロに騙されて借りる系

    確かパッケージには、サイコなんたらって書いてあったが、 全然サイコもへったくれもない。 あるクラブDJ(お水の方)の元彼女と特別な関係にある国税局の男。 その国税局の男には悲しい過去があって、それを癒すが為にクラブ通いをしてて・・・ってかんじ。 かなりB級だった。こりゃ、失敗コイたってかんじ。 ちょっとエロっぽいB級チンケ作品。 エロに騙されて借りてしまうのが大半ではないかと思う。

スタッフ・キャスト

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受賞歴

カンヌ国際映画祭第47回

FIPRESCI(国際映画批評家連盟)賞

基本情報


タイトル
エキゾチカ

原題
EXOTICA

上映時間

製作国
カナダ

製作年度

公開日
-

ジャンル