リディキュール

RIDICULE

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リディキュール
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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(1件)


  • sak********

    4.0

    ノブレス・オブリージュ(高貴なる義務)

    ・・・という言葉があります。財産、権力、社会的地位の保持には責任が伴うことを指し、貴族には社会のために自発的な無私の行動が求められるそうです。 本作は、フランス革命前夜の宮廷の堕落と地方の困窮が見事に描かれていました。 残念ながら、宮廷内では、ノブレス・オブリージュの精神は皆無であり、自己中心的な貴族同士の足の引っ張り合いが行なわれていました。 一方、地方においても、(こちらも残念ながら)その困窮ぶりは目を覆うばかりで、住民は劣悪な環境での生活を余儀なくされていました。 私は、「個々の痛みを理解しながらも全体最適を目指す」ことが政治家(特に国政を預かる政治家)の責務であると思いますが、それを実践するのは難しく、今も昔も政治の腐敗のしわ寄せが社会的弱者に厳しくのしかかることは多々見られると思います。 主人公は、地方貴族で「ノブレス・オブリージュ(高貴なる義務)」の精神を色濃く持っていました。しかし、宮廷での根回しを通じて彼が感じたのは「無力感」だったと思います。そしてそれは観る側に十分伝わってきました。 一見、華やかに見える宮廷で醸し出されていた虚無、享楽、退廃・・・などの様子は見応えたっぷりでした。

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