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危険な戯れ (1975)

LA JEU AVEC LE FEU

監督
アラン・ロブ=グリエ
  • みたいムービー 6
  • みたログ 11

2.44 / 評価:9件

発掘良品を観る #456

  • 一人旅 さん
  • 2018年6月5日 22時40分
  • 閲覧数 425
  • 役立ち度 6
    • 総合評価
    • ★★★★★

TSUTAYA発掘良品よりレンタル。
アラン・ロブ=グリエ監督作。

性の館に迷い込んだ娘の奇妙な体験を描いたミステリー。

ヌーヴォー・ロマン(前衛小説)の代表的作家であり、アラン・レネの『去年マリエンバートで』の脚本を手掛けたことでも知られる小説家兼映画監督:アラン・ロブ=グリエによるエロティックな不条理ミステリー。

いや~今月の発掘良品はずいぶん攻めてますなあ。映画の歴史の深層から無理やり掘り起こしてDVD化に漕ぎつけたような怪作です、本作は。なんと、同時リリースはアンリ・コルピの名作『かくも長き不在』ですからね。守りと挑戦のバランスが絶妙です。ニクいチョイスするなあ~。

で、本作、何やらワケワカラン映画です。一応はストーリーがあって、とある銀行家の娘が誘拐犯の魔の手から逃れるために、父親に連れられて郊外の怪しげな館に匿われるが、そこは度肝を抜く「性」の迷宮だった…てなお話(たぶん)。なんとなく雰囲気はパゾリーニとかそっち系のヤバメな趣味嗜好が感じられます。さらに廊下に飾られた強制娼婦の写真の数々(しかも写真の横には律儀に部屋の鍵が!笑)はフェリーニの『女の都』とかを思い出させますよね。で、画面の主役はサディスティック&エロティック&シュールレアリスムな奇妙な館世界!真っ暗な背景の中、裸の女を棒で突いて“品定め”する男性客や、館の中に存在する大型ホールでオペラのリハーサル真っ只中の歌手、娼婦の股間をぺろぺろしまくりなワンコ、娘の裸体を泡々な手で揉みしだく父親激似のオッサン…もう、ヤリタイ放題の不可思議エロ世界に呆気に取られてしまいますよ~。

で、主演はイラン人の父親を持つアニセー・アルヴィナ。彼女、若々しく張りのある肉体を惜しげもなく披露しています。何度脱がされれば気が済むんだ!ってな具合に脱ぎまくりなのです。途中、父親激似のおっさんに鞭で引っ叩かれるシーンがあるのですが、その時の彼女のやる気の無さが凄い!叩かれる時の表情から全然痛みが伝わってきません。でも、脱いだ分だけ男性客のポイントは加算されてるわけだから許せます。で、本作、共演陣もやたら豪華です。娘の父親役はフィリップ・ノワレ(『ニュー・シネマ・パラダイス』のアルフレードが変態エロおやじに大変身!)ですし、変装好きの謎めいた男を名優:ジャン=ルイ・トランティニャンが演じています。官能女王:シルヴィア・クリステルもキャストに名を連ねていますが今回はチョイ役止まり。あくまで主演はお澄ましフェイスのアルヴィナ嬢ですよ!

詳細評価

物語
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