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四枚の羽根 (1929)

THE FOUR FEATHERS

監督
メリアン・C・クーパー
アーネスト・B・シュードサック
ロタール・メンデス
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3.33 / 評価:3件

圧巻のカバの群れダイブ!

  • bakeneko さん
  • 2015年12月24日 11時19分
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

A・E・W・メイソンの同名冒険小説の最初の映画化作品で、19世紀末のスーダン戦役(マフディー戦争:1881-1899年)を舞台にして古き良き?英国の“友情と戦争と恋愛ロマン”を謳い上げている秘境冒険ロマンで、実際にアフリカで撮った本物の秘境部族や野生動物も迫力を添えています。

今までに6回も映画化された(最も新しいのが「サハラに舞う羽根」(2002年)主演はヒース・レジャー&ヒロインはケイト・ハドソン)ヴィクトリア朝英国時代のアフリカ冒険&大英帝国凱歌映画で、同じ戦争は「カーツーム」でも描かれています(数で攻め寄せる蛮族を西洋の叡智と高貴な精神が凌駕するお話って欧米人の優越心を擽るのでしょうねぇ…)

名門軍人の家名の重圧に萎縮している主人公が、幼馴染との結婚の目前にスーダン反乱鎮圧軍配属を命令された際に、平穏な生活を優先して除隊したことから、3人の戦友から“臆病者の証である白い羽“を送付され、更に軍人の娘である婚約者からも同じ羽を突きつけられて絶縁される、誇り高き父親の憤死によって奮起した主人公は単身戦地に赴いて窮地に陥っている戦友と英国軍を助けるべく活躍する…という、当時世界の4分の1を支配していた”大英帝国“全盛期の気風を繁栄した冒険英雄譚で、主演のリチャード・アーレン、三人の戦友:ウィリアム・パウエル、クライヴ・ブルック、セオドア・フォン・エルツに加えて、婚約者に「キングコング」でブレイク前のフェイ・レイ(本作では黒髪!)が華を添えています。

監督が3人いるのは、ストーリー部分を演出したロータス・メンデスとドキュメンタリー映像の専門家メリアン・C・クーパー&アーネスト・B・シューザックの分業によって映画が創られているからで、後の「キング・ソロモン」の様な“アフリカのドキュメンタリー映像による異国情緒とフィクションである冒険ロマンを合体させている”パターンの作品の嚆矢となった映画でもあります。

もともと原作が“白人(英国)優位主義”に基づいた、かなり御都合主義なお話ですので、妙に人種問題やアジア&アフリカ諸国に気配りして及び腰の戦後作よりも、実際に英国が元気で帝国主義が罷り通っていた1929年や1939年版の方が西洋&白人の素朴な唯我独尊感覚(本音)を観ることができますよ!

ねたばれ?
1、 なかなか上手な演技をする原住民には何と誤魔化して演じてもらったのかな?&出来上がった映画を見せたのかな?
2、 カバの集団ダイブシーンでは、間髪を居れずに飛び込むので、後から飛び込んだカバが先に飛び込んだカバにぶつからなかったのか心配になりました(人間なら即死の物理的衝撃!)。
3、 なかなか使える少年&猿のエピソードは「インディジョーンズ」の第1&2エピソードのキャラクターの元ネタ?

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